デビュー直後からすでに話題沸騰中の新型ランドクルーザ〈300シリーズ〉をデモカーとしていち早く導入し、来年早々のパーツ発表に向けて始動しているJAOS。まずは今年の目玉となる新製品、フラットラックの装着確認や検証からパーツ開発がスタートしたようだ。
一方で熟成を極めているのが、弟分のランドクルーザープラド(150系)。日本で使うにはベストなサイズ感、充実したパーツ類などから300の先代にあたる200系を凌ぐ人気を誇っているのである。現在そのプラドで最も人気を集めているのが、特別仕様車のブラックエディション。70周年記念の特別仕様でも同じブラックの仕立てが採用されているが、外装の各部をブラックに変更して専用パーツを追加済み。さらに各部に施されたブラック塗装と漆黒メッキの調和で特別な雰囲気を演出するというもの。
JAOSデモカーもブラックEDということで、後期型になってから開発されたすべてのパーツを凝縮してスタイルアップ。ブラックエディションのブラッキーな雰囲気とマッチさせるため、フロントのスキッドバーにはブラック/ブラストをチョイス。さらにサイドステップやマッドガード、新製品のフラットラックなど、鉄モノとブラックを散りばめたモノトーンスタイルを構築している。
さらに、KYBと共同開発した渾身のサスペンションキット、BATTLEZ(バトルズ)VFCAセットをインストール。乗り味を路面状況で可変させるハーモフレック機構や、フロントに車高調整機能を持たせた足回りのおかげで純正からサイズを拡大したタイヤにも対応させる。
これぞまさにランドクルーザー。新しいJAOSスタイルによって、質実剛健な姿へと進化させているのだ。
ホイールはTEAM JAOSのラリーマシンにも採用される耐久性を持つオリジナルの「TRIBE CROSS」。ENKEIとのコラボホイールでもあり、MAT PROCESS製法によって鍛造ホイールに匹敵する強度を実現した。
また側面をえぐって肉抜きした10本スポークとセンターを落とし込んだコンケイブ形状を融合。さらにディスク外周には特徴的な形状のフィン状リブを配置し、力強い演出を加えた。プラド対応サイズの17×8.0Jは、フェンダーガーニッシュの有無やタイヤサイズで選択できるよう今回装着の20とフェンダー装着用の±0を用意。タイヤにはオープンカントリーR/T 285/70R17の装着を可能。
JAOS フラットラック1250×1920
新世代の拡張型ルーフラックが登場
その特徴は軽量でサビにくく、さらにハードな仕様にも耐える強固なアルミを素材としていること。さらに荷物を未積載時に邪魔にならない薄型でありながら、オプションパーツを追加すれば、積載性を向上させたり、ワイルドな印象にできたりといった、自分なりに拡張できるのがポイントだ。製品はフラットラック本体とフットがセットで販売される。
JAOSフェンダーガーニッシュ type-X/ABS
FRPからABS製となって人気パーツが新生する
- ジャオス
- 0279-20-5511
- https://www.jaos.co.jp