「ELFORD」エルフォードが放つ最進化系NEW EVOLUTION D：5

　前期型が持っていたタフさではなく、高級感を狙ってデビューした後期型デリカD:5。ご存知の通り、すでに多数のカスタムパーツが各メーカーからリリースされているが、これまでのデリカの血統を意識した結果、やはり現状ではオフロードスタイルやアウトドア系のアイテムが圧倒的に多い。そんな中で独自の路線を貫くカスタムスタイルで注目されているのが、エルフォードだ。エルフォードといえば4WD・SUVにおけるボディメイクが真骨頂。デリカD:5に対しても、ボディパーツの開発とリリースのタイミングを兼ねてからうかがってきたが、満を持して後期型D:5から本格的にオリジナルパーツを投入するに至った。
　それがこの「NEW EVOLUTION(ニューエボリューション)」と銘打たれたボディパーツシリーズ。そのコンセプトは「オン・オフといったスタイルの差異や、車高の上げ下げに影響されない極限ともいえるデザイン」。つまり、ノーマル車高はもとより、リフトアップ車にマッチさせてもスタイリッシュに仕上げられることを示している。もっと分かりやすく言えば、「どんなスタイルにも合わせることができる」ということだ。
　メインのカスタムメニューは、やはりフロントフェイスを独自のスタイルへと変貌させるフロントグリルとエクストリームバンパーだが、さらにこれらパーツとの同時装着が推奨されるステルスサイドステップ、ルーフライトマウントパネル、軽量エアロボンネット、ルーフスポイラー、レボルシオンデュアルマフラー＆リアバンパーガーニッシュセットをコンビネーションさせることで、全く新しいデリカD:5像が生まれた。
　ちなみにグリルは、ノーマルのハニカムデザインを横基調に変更することでワイド感を強調し、さらにノーズ部分を限界まで膨らませてシャープな印象を獲得。エクストリームバンパーは4連ダクトやアンダーガード、立体感と軽快さのある削ぎ落としたような形状のバンパーサイドを融合。スポーティとアグレッシブを両立したスタイルへ進化しているのだ。
　全く新しいコンセプトで登場したエルフォードのデリカD:5/NEW EVOLUTIONボディパーツは、例えばランドクルーザープラドやランクル200系において、これまで数々の傑作ボディパーツを世に送り出してきたエルフォードの本気が垣間見える、まさに渾身の仕上がりだ。ゆえに既存のパーツとのコンビネーションにも自然なマッチングが可能。この合わせ技に対応するレンジの広さはさすがのデザインだ。

エクストリームバンパー

単なるエアロスタイルではなく、もちろんオフロードスタイルとも異なる〝NEW EVOLUTION〟として、エルフォードが新たに提案するのがこのエクストリームバンパー。そのディテールは至極立体感に溢れている。例えば4連ダクトやアンダーガード、バンパーサイド形状など、従来のエアロデザインにはないファッション性と機動性、そして走破性を融合。つまり、オン・オフといったスタイル、車高の上げ下げといったスタイルにも影響されない…むしろどんなスタイルにも合わせることができる極限ともいえるデザインを創出した。ちなみにバンパー装着時の地上高は純正と同等であることもポイントだ。

フロントグリル

フロントグリルは、ノーマルと異なる横スリットデザインにすることで、精悍でスタイリッシュなルックスへ。なお、グリルは完全に塞がずに細かなダクトをあえて設けることで、ノーマルグリルと同等の開口を確保。エンジンルームへのクーリング性能を犠牲にすることのない機能面を考慮した設計としている。
※スリーダイヤエンブレムは純正流用。

ルーフライトマウントパネル

デリカD:5のルーフトップに、10インチのLEDバーランプをマウントさせる専用パネルのキット。林道やキャンプを好むフィールド派D:5オーナー注目のアイテムだ。例えばルーフラックを使用せずともバーランプをスッキリと取付けできるし(ただし、ロードハウスのルーフレールラックとマッチングさせるスタイルはよりアグレッシブになるため推奨)、ディライトモードは走行中のランプの点灯も可能な明度に調整できる。製品はルーフライトマウントパネル用に開発されたオリジナルLEDバーライト(左右分2基セット)が付属するキットと、ルーフライトマウントパネル本体のみの2種類を設定。

ディライトモード

ハイライトモード

オリジナルのLEDバーライトを付属。大粒のLEDを片側6連(3連×2)で配した10インチサイズで、専用スイッチによってハイライトモードとディライトモードの2モードに明度の変更が可能。ディライトモードは、走行中ランプを点灯しても問題なしの明度に設定。一方でハイライトモードは、フィールドでの作業灯として、しっかりと活用できる明るさを持つ。

レボルシオンデュアルマフラー＆リアバンパーガーニッシュセット

テールエンドにチタン加工を施した115φテールを左右に配置したレボルシオンデュアルマフラーと、リアスカートの左側にも開口窓を設けた専用パネルのセット。スポーティなサウンドとレスポンス、バツグンの存在感を発揮する保安基準適合のマフラーを、左右出しのバランスの良いアピアランスへ導く。

後期型D:5のリアビューをレーシーな雰囲気に演出するカーボンファイバー製(綾織り/ウェットカーボン)DEFカーボンタンクカバーも、アドブルータンクガードの上に被せて装着。

ステルスサイドステップ

わずか50㎜という薄型オーバル形状(楕円)のサイドステップ。最低地上高を犠牲にすることなく、車高を強調するタフな存在でありながら、その存在感を半艶消しブラック紛体塗装で仕上げて消している…。まさにステルスサイドステップの名にふさわしい逸品。なお、ステップ面はフラットに近い形状の90㎜幅とすることで肝心の乗降性も確保する。