「オフロードサービスタニグチ」ワイルドなバンパーを装着しスクエアなボディ形状を活かす
サスペンションパーツはもちろん、エクステリアからインテリア、さらにはチューニングアイテムまで、ジムニーのあらゆるアイテムを展開するオフロードサービスタニグチ。40年近くの歴史を誇り、歴代ジムニーオーナーから広く愛されるブランドと言える。
現行モデルパーツ開発も一区切りついた様に思いきや、タニグチでは新たにスチール製バンパーの製作を開始!今でこそジムニーのバンパーはFRPが主流だが、JB23以前はスチール製が主流というか、それ以外はアリエナイ時代。JB23の当初は従来の方法でカスタムを展開するが、丸みを帯びたボディとスチールパーツの相性はイマイチで、そこからFRPに立場が逆転したといえる。
実際、オフロードを走る場合、いくらコンパクトな形状にしても、オフロードを走ると地面と接触することはある。そんな場面でスチール製のバンパーなら、ガード的な役目も兼ね備えており、安心してオフロードを走れるというもの。今回は試作品で製品名も仮称だが、どこよりも早くこのニュープロダクトの取材に成功!スクエアなボディとスチールの相性は意外なほど良好で、古参ユーザーには懐かしく、FRPを見慣れたユーザーには、新鮮に感じられる。
今後の展開としてはフロント用も計画しており、本気でオフロードを走りたい人には必須アイテム。オフを走らなくてもそういったスタイルにしたいユーザーにもオススメで、ジムニーカスタムの幅が、より広がると言えるだろう。
鋭意開発中のJB64リヤスチールバンパー(仮)は、その名の通り、素材に強靭な鉄を採用。リヤコンビランプは純正を流用できる構造としており、可能な限り薄く見える様に設計。中央部分をパイプ形状にすることで、軽快さも演出する。またランプユニットの裏側には純正のカバーが装着で可能なので、水などによるトラブルも未然に防ぐことが可能。
タニグチではユーザーの好みに合わせ、リフト量の異なる3種類のサスペンションを発売中。デモカーには60㎜リフトのACE60キットを装着する。
乗る人の体格に合わせて、上下2段階にセットできるサイドステップ。踏面のメッシュは泥を落とす役割も兼ねている。
マフラーはタニグチのコンペマフラーRに変更。車検に適合しつつ、スポーティなサウンドを奏で走りを楽しくしてくれる。
フロントグリルはタニグチのJA11用をオマージュしたデザインを踏襲。FRP製のバンパーは純正フォグが流用可能。これは完成したスタイルと言えるので、フロントのスチールバンパーがどの様になるか、楽しみと言えるだろう。
スペアタイヤをマウント部分からレスにし、タニグチのマルチマウントバーに変更。汚れものや小物を吊り下げることが可能で、専用ブラケットを使用すれば、人気沸騰中のRotopaXコンテナを装着することも可能だ。
フロアの形状に合わて3Dでデザインされたフロアマット。泥や砂が車内に広がるのを防止。MT用のフロントとリヤシート用は価格を見直し、よりリーズナブルとなった。
確実なペダル操作を実現できる様、タニグチではMT/ATそれぞれ専用のペダルを発売中。MTには専用のフットレストもあり、快適性だけでなくコーナリング中に体をしっかり支えることも可能だ。
タニグチでは、プロテクタのキーレスエントリーシステムの販売・装着も可能。キーを車内に置いたまま、暗証番号で鍵の解除&施錠ができるので、アウトドアなどで非常に重宝する。
60㎜リフトアップし、BFグッドリッチのKM3(205/80R16)を装着。ホイールはボディカラーとマッチさせたCRAGガルバトレ。ブロンズリム&ホワイトディスクので、統一感を実現する。
ジムニーの総合パーツブランドであるタニグチでは、吸気系のパーツも開発中。テストもほぼ完了しており、後は量産体制に移行する所まで来ている。今年の夏までには発売したいそうで、走りのパフォーマンスをアップしたいオーナーは、もう少しだけ待っていただきたい。