鋳造製法の限界を攻めることで、高いパフォーマンスを誇る『RAYS(レイズ)』のスポーツホイールブランドである『gramLIGHTS(グラムライツ)』。そう、どうしても“スポーツモデル”のイメージが強いが、4WD・SUVに向けた16インチの『57DR‐X2』や17インチを擁する『57BNX』など、デリカD:5に対応するホイールを多数用意している。
実はグラムライツと4WD・SUVとの関わりは深い。例えば本格派のジムニー向けに開発されたホイールを3アイテムも展開していたり、6H‐139・7などのラージP.C.D.の4WDホイールを多数ラインアップしていたり…と。
鋳造製と聞いて想像する以上の優れたパフォーマンスが発揮できるため、4WD・SUVに向けたホイールであっても、やはり“スポーツ”を基準にホイールを生み出している。一般的にSUV向けホイールはゴツいデザインやタフなイメージがあるが、それを積極的に取り入れるのではなく、あくまでもスポーツを根底に感じさせるデザインと機能性でグラムライツはアプローチする。例えば剛性が高く軽量であるのはもちろん、より軽く見せるデザインを目指し、そしてカラーリングや機能性によっても、徹底的にスポーツマインドを喚起させる。
そう考えると“定番”のカスタムメイクとは異なるホイールもグラムライツから視野に入ってくる。デリカD:5のホイールカスタムといえば、ちょいアゲスタイルにマッチさせたものが主流だし、実際57DR‐X2もそのスタイルにマッチする。しかし一方で、それとは異なるスポーティ&ローダウンスタイルを好むユーザーも存在する。
そういった観点から見ると、グラムライツの中でも新作に挙げられる『57XR』と『57FXZ』にはデリカD:5に履かせてみたくなる魅力がある。具体的には57XRが18インチと19インチ、57FXZは18インチから20インチまで3種類をラインナップ。これにローハイなタイヤを組み合わせれば、ホイールを魅せる大径カスタムが楽しめる。
一方で大径ホイールとオフ系タイヤを組み合わせる…なんて、スペシャルカスタムも十分アリ。当然ある程度のサスペンションカスタムは必要となるが、新たなカスタムの方向性が見えてくる。そうした考えにも、グラムライツの57XRと57FXZのスポーツ路線はピタリとはまること間違いなしだ。
デリカでスポーツテイストを感じたいユーザーにとっては、今がまさに新しいホイール選びの局面にあるだろう。そしてどうせ選ぶなら、安心・安全・高性能でハイセンス、メイドインジャパンクオリティのグラムライツを履かない理由はない。

レイズ 執行役員
第一商品企画部 部長
加藤 照幸さん
レイズの執行役員にして、第一商品企画部部長を務める加藤照幸氏。グラムライツ、A・LAP、ホムラ、ベルサスなどのブランドを担当し、デザインから設計・製造に至るまであらゆる事柄に精通。レイズではSUV用ホイールに一番早く最も長く携わってきたという。2022年もSUV用ホイールに注力し、まずは『ベルサス』ブランドから新作のSUVホイールをリリース予定。期待したい!
◆gram LIGHTS 57DR-X2

装着カラー:ダークブロンズ

ブラックグラファイト
ドリフトスポーツモデル『57DR』から各部の形状や見直しを実施して、デリカD:5&SUVに装着しても負けない力強さとボリュームを確保。またビードシート部にはローレット加工を採用。デリカD:5にマッチするサイズは、16X7.0J+40と16X7.0J+32。カラーは2色を展開。
◆gram LIGHTS 57XR
ホイールのリムにまでスポークを長く伸ばしたオーセンティックな2×6のスプリットスポークデザインを採用する『グラムライツ・57XR』。

ダークブロンズ

軽量&高剛性を実現するRCF工法を用いた鋳造アルミホイールであり、ディスク面のコンケーブデザインと切削加工を駆使したエンボス風のRAYSロゴなどを特長とする。一方ビードシート部に、タイヤとホイールのズレや空転を抑制するローレット加工を施した。ほかにフランジの内側にリブを設け、フランジ部の剥離を起こりにくくする効果と、視覚的なスポークの脚長感を演出している。

鋳造で成型後、リムをスピニングによって延伸するRCF(レイズキャストフローフォーミング)工法を用いて、より軽く(薄肉化)、より強いリムを実現。
◆gram LIGHTS 57FXZ
上質なデザインテイストが与えられた鋳造1ピースホイール『グラムライツ・57FXZ』。

スーパーダークガンメタ/マシニング/リムエッジDC、RBC/マシニング

コンケーブ形状となる2×5のY字スポークをベースに、スポーク部に与えられたウェイトレスウインドーデザインや特許技術A.M.T.によるフランジの「gram LIGHTS」マシニングロゴなどがデザイン上の特徴だ。さらに57XRと同様に鋳造ながらリムをスピニングによって延伸するRCF工法を採用。内部組織を緻密に形成して、軽量&高剛性を実現している。また、大きなトラクションによって生じがちなホイールとタイヤのズレを抑えるローレット加工も採用。


デリカD:5にマッチするサイズは18×7.5J+40、19×8.5J+38、20×8.5J+38など
●こちらもオススメ!RAYSブランドで新たな魅力を生み出すデリカD:5ホイール群!!!
HOMURA 2×7FA
MADE IN JAPANの鋳造技術を最大限に活かした、美しさと機能性を誇るプレミアムホイールを生み出すブランド『HOMURA』。


そのSUV向けの最新ホイールが『2×7FA』で、名前が示す通り、ホムラのファーストモデルからインスパイアされた定番の2×7スポーク&7交点メッシュとしながら、シャープになり過ぎない意匠で各部に力強さを与えた18インチホイールだ。デリカ装着サイズは18×7.5J+38と18×7.5J+42など、18インチを設定。
A・LAP-07X
as light as possible(出来るだけ軽く)をコンセプトに掲げ、その頭文字をブランド名とする『A・LAP』。


最新のホイール『A・LAP-07X』に、満を持して5H-114.3対応サイズが追加。シンプルな7交点メッシュにダブルリムデザインが特長で、軽量&高剛性の鍛造アルミホイールだ。デリカ装着サイズは16×7.0J+32、16×7.0J+40、デリカD:5の人気カスタムメニュー「1インチアップ+オーバーフェンダー」にフィットする16×8.0J+17を設定。
- RAYS
- 06-6787-0019
- https://www.rayswheels.co.jp