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タフト

2022.01.25

【JUNKY’S 4×4】ダイハツ系リフトアップのカリスマがコダワリのマイルドリフトアップスタイルを完成させる

4インチリフトアップでマキシス・バックショットを履きこなすインパクトが凄まじい〝ダイハツ系ハイリフト〞と言えばジャンキーズのイメージが強い。しかし、豪快なリフトアップキットを開発するかたわら、そこまでを求めないカジュアルなユーザー向けにマイルドリフトアップを提案する。
 その代表作として紹介するのがわずか1.1インチ(30㎜)リフトアップとなるタフト。パッと見は「ほんのり上がったかな?」といった印象で、装着するタイヤも165/80R14と無理のないサイズアップ。しかし、ホワイトレターのトーヨー・オープンカントリーR/Tを選ぶことで一気にオフロード色を解放。このサイズ感はノーマル車高でもギリギリ履けるが、フルバンプ時はインナーフェンダーと干渉する可能性もあり、できればもう少し余裕が欲しい。
 そんな「痒いところに手が届く」のが、このマイルドリフトアップの魅力だ。なお、ショックはそのまま純正を採用するが、リフトアップコイルは、バネの巻きを純正より多めに仕立てて突き上げを解消。この〝巻き〞にコダワって開発したところ、当初狙った1インチでは無く1.1インチという絶妙な設定が最善との結論に至った。リーズナブルな3万円台でタフトが見違えるほど逞しくなるならば、タイヤ交換と共に検討すべきカスタムであるのは間違いない。

TAFT 1.1inch LIFT-UP

 
たった1.1インチ(=30㎜)と侮るなかれ。例えばバスケットボールの世界では177㎝と180㎝でリバウンドに明らかな差が出るのと同じように、軽カーオフローダーでもその差は歴然。普通車の2インチアップ程度に見た目の迫力が増して見えるのが、軽自動車のサイズ感なのだ。むしろ1.1インチは過剰なリフトアップを求めないユーザーにはベストな上げ量だ。
オフロードカスタムにおいては、純正サイズからインチダウンすることが定番だ。これは外径は落としつつ、タイヤの厚みを増幅してボトムスを逞しく見せる視覚効果はもちろん、肉厚タイヤは乗り心地の良さやオフロード走行時の安心感を高める〝一石三鳥〟的な役割もある。おまけにオープンカントリーR/Tからは14インチでホワイトレターと言う理想のタイヤがリリースされているなら、選ばない理由は無し。オフロード色の高いホイールABENTURAとの相性も抜群!
正に比べてコイルの巻きを多めに設定し、165/80R14 サイズのタイヤを無理なく履くことができるジャンキーズオリジナルの1.1インチアップコイル。ショックアブソーバーやその他サスペンションパーツは純正のまま装着が可能なため、非常にリーズナブルにカスタムできる(リフトアップコイルの販売価格は3万円台程度)。フェンダークリアランスにゆとりを増すことが最大のメリットだが、イエローコイルの存在感も◎だ。

TAFT 4inch LIFT-UP

タフトではマイルドリフトアップ以外に、ワイルド系リフトアップなスタイルにも対応。こちらのデモカーはオリジナルの4インチキットによってリフトアップした上で、タイヤサイズはやはり195R14 に、ホイールはXTREME-J・XJ04 の組み合わせとした。今後ハイゼットやウェイクのように、オリジナルのパイプバンパーなどもラインナップ予定。
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