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「ピストンウィッツ」豊富な経験と的確なアドバイスで望み通りの仕様を具現化する

クルマをコツコツカスタムするのは楽しいが、できれば最初からお気に入りのスタイルで乗りたい。そんな希望を叶えてくれるのが、コンプリートカーの最大の利点。もちろん車両とカスタム費用を一体にした低金利ローンも魅力と言える。だが、最も注目したいのは、ショップのプロデュース能力かもしれない。
ジムニー専門店として20年以上の歴史を誇るピストン・ウィッツは、JB23が新車で販売されていた当時から、新車をベースにしたコンプリートカーの販売を全国で先んじてスタート。これまでの製作実績は400台以上に上り、即ち400通り以上のカスタムスタイルを提案してきたと言える。
現在のピストン・ウィッツのコンプリートカーは、ジムニーで2タイプ。シエラで1タイプを設定しており、リフト量やタイヤサイズ、アルミホイールなどをセレクトできる。また、追加の費用は発生するが、ここで紹介するデモカーのように、エクステリアパーツやチューニングメニューを追加することも可能となる。カスタムと一口に言っても、単純に自分の好きなパーツを装着すれば良い訳ではなく、やはりセンスも要求される。プロショップはただカスタムをしてくれる場所ではなく、よりスタイリッシュになるようコーディネイトしてくれる所でもある。前述したように豊富な経験とノウハウを持つピストン・ウィッツなら、間違いなく理想通りのジムニーを手に入れられるだろう。

エクステリアやサスペンションだけでなく、チューンアップも得意メニューの1つ。吸気系のパイプは、JB23の時代から定評のあるトライフォースカンパニーのスロットルチャンバーを含むインテークスペシャルキットを装着。電気的にだけでなく、メカニカル的にもアクセルレスポンスを改善させている。
リフトアップを行なうと、ブレーキホースを延長する必要がある。単純に長くするだけでなく、ステンメッシュホースに交換することで、ダイレクトなブレーキフィールを実現する。
ピストン・ウィッツがカスタムで最も拘るのは、やはりサスペンション。オリジナルのスプリングと専用チューニングが施されたBILSTEINショックは、オンロード/ワインディング/オフロードと、あらゆるシーンで安定感を発揮しつつ、しなやかな乗り心地も実現する。ユーザーの好みに合わせ、1インチリフトと2インチリフトをラインアップする。デモカーは2インチリフトで、リヤのラテラルロッドアップブラケットも装備する。
ジムニー専用設計となる、IPFのランプステーと950スーパーラリーのセットをフロントに装着。薄暗い林道や夜間のアウトドアでは非常に心強く思えるアイテムだ。
マフラーは5ZIGENのSPダブルサイレンサーマフラーに交換。非常にスポーティなスタイルを実現するが、もちろん車検適合品なので新車コンプリートにも追加装着可能だ。
ピストン・ウィッツの顔と言える、スペアタイヤカバー。文字タイプとイラストタイプをラインアップ。背面タイヤがノーマルのままという人には、特にオススメしたいアイテム。
コンプリートカーは国産タイヤが選択可能だが、デモカーのようにオプションでBFグッドリッチもチョイス可能。FDX-Jのクリアブロンズは、ピストンのオリジナルカラーだ。
デモカーのテールレンズは、エムブロのLEDランプに交換。ノーマルバンパーのままでもレンズが変わるだけで、イメージを一新できるので、プチカスタムに最適と言える。
リフトアップを行なうと、プロペラシャフトとクロスメンバーが干渉する恐れがある。ハイブリッジファーストのエスケープメンバーに予め交換しておく事で、不意のトラブルを予防できる。
電子スロットルを採用するJB64/74の場合、従来型よりもアクセルレスポンスが鈍く感じる。それを改善するために、PIVOTのスロットルコントローラーを装着する。