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JLの実績も豊富!老舗「RINEI」の手腕が光る!

東京・環状7号線と中原街道交差点に店を構える、4WDプロショップの老舗中の老舗が「リンエイ」だ。ランドクルーザーやハイラックス ピックアップ、デリカなど、得意とする車種は数々あるが、近年のリンエイはJeepのスペシャリストとしてもおなじみとなっている。古くはCJ-7のモディファイに始まり、TJラングラーの時代からは、代表の松代一彦さんがスーパーカスタムに着手。ロッククローリングやトライアングルシリーズなど、ハードなオフロード競技に出場し、常に上位入賞(もちろん時には優勝も!)を果たすなど、運転テクニックもさることながら、そのカスタマイズ技術のレベルの高さを実証することになった。もちろん、そうしたJeepカスタムのノウハウは、JLラングラーでもいかんなく発揮されている。ただし、その昔に見られたTJラングラーに施すような走り重視の尖ったカスタマイズではなく、あくまで、ワイルドなルックスとオールラウンドな走り、日常的な実用性、すべてをバランスさせることがコンセプトだ。

MOPAR JT2インチアップキット(FOXダンパー&ロングコイルスプリング)やYETY JLスタビライザーエンドリンクを装着。高速走行時の安定性を保ちながら、オフローディングの際にはエンドリンクを解放することでより動く足に変化させることができる。また、37インチのタイヤに対応させるべく、ステアリングへのキックバック予防と安定したハンドル操作を実現するために、ステアリングダンパーは、大容量のFOX ATSステアリングダンパーへ換装された。
前後のフェンダーにリンエイオリジナルのチューブフェンダーを装着することで、37インチもの大径タイヤBFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3(37×12.50R17LT)への変更を可能にした。フェンダーラインを保護できるだけでなく、スタイリングのアクセントとしても大きく貢献している。ホイールは、フィンデザイン×ビードロック風一体型リングが備わったKMC社製のKMC KM542(17×9.0J)を選択した。
グラディエーターの最大の特長ともいえるベッド。米国発のLINE-Xを施すことで利便性を格段にアップさせている。
ラングラーシリーズの電動格納式ステップにおいて絶対の自信を持つリンエイ。グラディエーターにもいち早く装着を可能にしている。
全てのJLラングラーにお勧めのアイテムが、ラギッドリッジのドアシルプロテクター(写真はJL用)。乗降時に足を掛けられるようになるので、リフトアップ時などで重宝する。
MOPAR JLルビコンフロントスチールバンパーは、上級グレードのルビコン用としてMOPARによって開発されたもの。純正オプションに設定されているのでグラディエーターとの相性はいい。赤い牽引フックとフォグランプがフロントマスクのアクセントに使われている。

WRANGLER JK

WRANGLER JL

リンエイは、クライスラーの認定パーツメーカーであるAEV(エーイーブイ)の日本正規代理店である。今回、グラディエーターをまとめるにあたり、AEVが使われるかと思われたが、採用したパーツメーカーは、MOPAR(モパー)であった。高品質な本場USパーツを使ってのモディファイは、すでに多くのJL&JKラングラーユーザーの信頼を集めており、リンエイが手掛けたグラディエーターは、秘められた走りの可能性を手に入れ、誰もが日常から非日常まで、いろいろなシーンでJeepらしさを味わえるピックアップに仕上げられている。ベースグレードは、カスタムテクニックを存分に投入できるようにと、最もベーシックなものとした。