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元祖4WD”Jeep・ラングラー&Jeepシリーズ”を雪上で試したい!

伝統と革新を融合するオフロード4WD

アイコンの地位を守りつつ新しい世代へと進化した

世界的にはアメリカに次いで日本の販売台数が多く、輸入車全般で見ても好調な〝Jeep〟。
その原点であり頂点なのは、やはり元祖4WDでもあるJeep・ラングラーだが、新型(JL型)の日本導入から間を置かず、RUBICON(ルビコン)が日本デビュー!

ここでは、その最強グレードを解説すると共に、雪上試乗へとJeepたちを連れ出した。

Jeep WRANGLER

●RUBICON●

ステアリングやシートのステッチ、ルビコンのアドバンテージ装備であるトゥルロック ロッキングディファレンシャル操作パネルにレッドを採用するなど、ほかモデルとの違いをアピール。フロントシートの背もたれにはRUBICONの文字が刺繍されている。もちろんカラーはレッド!
試乗したルビコンのエンジンは、サハラや2ドアのスポーツにも搭載されているV6/3.6ℓで、トランスミッションはほかと同様に8速ATを組み合わせていた。細かな改良が加わり、フラットなトルク特性と、優れたレスポンスを特徴としており、オフロードでの扱いやすさもあるジープらしさに溢れたユニットだ。今回からスタート&ストップ機能を装備し、低燃費も期待できる。

●2Door-SHORT●

チェロキー

2014年に日本でデビューした4代目チェロキーだが、2018年10月にイメージを大きく変えるほどのフェイスリフトを果たしている(これによって、グランドチェロキーやコンパスとエクステリアデザインのコンセプトは同様となった)。

グランドチェロキー

ジープのフラッグシップモデルであり、さらに現在のジープシリーズの中では、最もロングライフとなっているモデル。

コンパス

初代はジープのエントリーモデルとしてデビューしたが、質感が大きく高められた現行型はジープのスタンダードを名乗るにふさわしいモデルへステップアップ。

2017年に4代目へスイッチし、昨年早々に日本へ上陸したジープ・ラングラーは、ジープの直系モデルとして進化を続けている。オフロード走破性というラングラーの基本性能はぶれることなく、それどころかチューニングによってそのパフォーマンスを高めながら、さらに制御によるアシストを加えて、最強ともいえる走破性を達成。一方では、ラングラーを一部のマニアのモデルにとどめない性能…つまり日常における快適性を身に着け、ラングラー史上最高に〝乗りやすい〟モデルに仕上がっていた!