2007年にデリカD:5が登場して以来、常に新しいカスタムアイテムやスタイルをつくり続けて来たロードハウス。デリカカスタムにおいて、まさに〝東の横綱〟にふさわしい存在だ。ちなみにスタッフの高橋さんは、デモカーとして活躍する車両を含めプライベートでもこれまで3台のD:5を乗り継いできた。その都度、自分で「あったらいいな!」と思うアイテムを模索し続けて、ユーザー目線でパーツを開発してきた。
ただし、新たにリリースされるボードキャリアを装着するアタッチメントは、実はユーザーからのリクエストによるものとか。ロードハウスのパーツブランド「KADDIS(カディス)」でも大ヒットアイテムのルーフレールラックにアドオンする拡張アイテムだが、単なるアタッチメントではなく、ボディサイドに補助ランプを追加できるマウントを設けているのが、ロードハウス流の味付けだ。
ちなみにロードハウスでは、大きく分けて2つのカスタムスタイルを提案中。ひとつが都会的なスタイルで、実用性やコーナリング性能をスポイルしない〝AR4スタイル〟。もうひとつがアグレッシブなハイリフトをベースに4WDらしい力強さを強調した〝エクストリームスタイル〟だ。前述のKADDISブランドからは内外装からスープアップまでありとあらゆるアイテムが用意されているが、加えて8年ほど前から新車コンプリートカーも販売しており、その人気も右肩上がりだという。
「新車コンプリートとは何か?」を説明すると、車両を登録する前にリフトアップやオーバーフェンダーなどで車両寸法を変更し、そのサイズで新車登録を行なうもの。後からの構造変更と同じに思うかもしれないが、新車コンプリートカーの場合、通常と同じ3年車検の取得が可能。対して構造変更を行なった場合は2年車検というのもメリットだ。何より大きいのは〝リーズナブル〟になるということ。カスタム費用を車両本体のローンと一本化でき、しかも低金利のローンが利用できるのはかなり魅力的だ。さらに装着するロードハウスのパーツは新車コンプリートなら10%オフになるというし、ディーラーで車両購入するように値引きも期待できる。
もちろん車両本体には三菱自動車の保証が適用され、全国どこのディーラーでも対応してくれる。だからロードハウスから離れた所にお住まいでも心配ご無用だ。「納車されたその時から、楽しいデリカライフがスタートできますよ!」と高橋さんは太鼓判を押す。
お気に入りの姿にコツコツとカスタムしていくのも楽しいが、完成するまでの間はある意味妥協した状態とも言える。目指すスタイルが決まっているなら、選ばない理由はない!
KADDIS DELICA D:5 XTREME-STYLE1
KADDIS DELICA D:5 XTREME-STYLE2
真夏の車内温度上昇の原因となるダッシュボードの照り返しだが、それを防止するのがダッシュマット(¥15,800)。さらに紫外線によるダッシュボードの日焼けの防止などにも効果がある。もちろん、見た目にも室内の印象を変えてくれるのである。
ラゲッジルーム後部に専用バーを備えて、その上に車内に常に載せておきたい物などを効率よく収納できる「ルーフポケット」の設置もオススメ。また、この専用バーは乗降時に便利な2列目の「アシストグリップ」と併用することで、ロッドホルダーとしても使える。さらに絶妙な操作性を実現する「アルミペダルセット」を装備すれば運転がより楽しくなるだろう(カラーはオレンジとシルバー)。
◆デリカD:5オーナー(田中さん)に聞く!
ロードハウスの新車〝カスタム〟コンプリート購入プランの魅力とは!?
カスタムするのが決まっているのであれば、購入の金利やパーツ代がリーズナブルになったり、納車後すぐに自分好みのスタイルで乗れるのは新車コンプリートカーの魅力ですよね。もちろん、後からパーツを追加すればコツコツと自分の色に染められますし。
自分の場合は、まず5インチアップはマストでした。ただし立体駐車場にも入れるようにルーフレールラックは未装着です。また、どうしても〝アクティブギア〟な感じにしたくて、オレンジの差し色についても相談にのってもらいました。自分はフォグランプ周辺もオレンジにしようかと思いましたが、高橋さんが「いや、ここはブラックでしょ!」と良い意味でダメ出ししてくれたのもありがたかったです(笑)。
いちユーザーとして、ロードハウスでの新車コンプリートカーは自信を持ってオススメできる購入方法ですね。
- ロードハウス
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