JB64/74のデビュー直後から積極的にオリジナルブランド、GB(GROW to BEECLE)のアイテムを駆使したカスタムバージョンの製作に取り組んで来たグーニーズワン。その卓越したセンスとプロショップならではの技術とノウハウは、最新のデモカーにも存分に活かされている。まず目を引くのが、ファットなオフロードタイヤで武装したJB74のフェイスを精悍に演出するGBフロントバンパー。本体は3分割構造となっているので、よりクロカンらしさを追求したい方は左右のパイプ部分を外して、フォグランプのステーを取り付けるというアレンジもアリ。一方、JB64に装着されているのは純正バンパー対応のブルバー。コンパクトな設計ながら3インチという太めのパイプ径を採用したことで、堂々たる存在感に磨きがかけられている。
さらに注目したいのがJB64/74両車対応として開発された、GBルーフラック。3〜4名で乗車した場合、荷室スペースの広さが限られてしまうジムニーだけに、このラックがあればアウトドアシーンの行動範囲もグ〜ンとアップ。本体の素材はアルミ製で、重さは14.8kgという軽さのため走行性能への影響も心配ナシ。リフトアップ仕様のフォルムとの相性も、ご覧の通りカンペキだ！
60mmのリフトアップが行われたJB74。リアバンパーはグーニーズワンが手がけるGBブランドの試作バージョン。ノーマルのイメージを活かしつつ、視覚的な重たさを削り取ったデザインは秀逸。近々、正式リリース予定の製品バージョンは、ここからさらにブラッシュアップされたものになるとのことなので、乞うご期待！
サスペンション、ロングブレーキホースなど足回りはタニグチの60㎜アップキットを装着。調整式ラテラルロッドやキャスター角等の補正パーツは、グーニーズワンのオリジナル品だ。
迫力のコンケイブシェイプが印象的なホイールは、デルタフォースの「オーバル」。カラーはマットブラックとなっている。組み合わされるタイヤは245/75-16サイズのBFグッドリッチKM3。
さりげないアグレッシブさを主張する、サクソンレーシングのサイド出しマフラー。ノーマルと同等の排気管長とすることで、力強いトルク感を発揮。
3インチのリフトアップが行われた足元に、225/75-16サイズのトーヨーオープンカントリーを履きこなしたJB64。ディッシュタイプのホイールはレクセル・スワッガー。その他、LEDテールなどスパルタンな外装に対し、インテリアはシートカバーでカジュアルな雰囲気が演出されている。
ノーマルバンパー対応のGBブルバー。カラーはブラックの他、ステンレス製のポリッシュもラインナップ。下段部のスキッドプレートも付属する。
足回りはハイブリッジファーストの3インチアップサスペンション。補正パーツはグーニーズワンのオリジナル品を使用。
使い方はイロイロ！アルミ製ルーフラック
グーニーズワンのイチオシが、ベースキャリア無しで取り付けできるオリジナルルーフラック。実用性はもちろん、アクティブなキャラクター作りにも最適なアイテムといえる。
JB23/43と比べれば、使い勝手が向上したと言われるJB64/74のカーゴスペースだが、それでも遊び道具を詰め込んで、仲間とお出掛け！というシチュエーションにはあまりに役不足。グーニーズワンのルーフラックは長さ154cm、幅126cmという広さに、35kgという余裕の最大積載量を実現しているので使い勝手は抜群に高い。
