全国各地に4WD専門店は存在するが、その最古参の1つと言えるのが神戸のモトレージ。特にアンダーガード類とサスペンションチューニングに力を入れている。その理由は「4WDの性能を最大限に発揮させるためには、必要不可欠」だからだ。起伏の少ない林道だから大丈夫…と考えがちだが、枝や幹が下回りに刺さり走行不能になることもある。オフロードに出かけても、無事に帰って来られる。そのためには、強靭なアンダーガードの装備が必要だ。
また近年はリフトアップに関心を持つユーザーが増えているが、モトレージではただ車高を上げ、大きなタイヤを装着するのではなく市街地での快適性からワインディングや高速道路での安定性も追求したオリジナルのサスペンションをリリース中。組み合わせるビルシュタインショックもモトレージの専用品なので、走りにコダワルユーザーはセットでの装着を強くオススメしたい。
ちなみにホイールベースが長い4WDでオフロードを走ると、真っ先にサイドステップがヒットする。純正は樹脂やアルミ製が殆どだが、これを強固な金属製とすることで少々ヒットしても、サイドシルを曲げることはない。
他にもZXグレード以外のユーザ向けに、ヒッチメンバーも発売中。デモカーには未装着だが、カバーの開発も検討中とか。常にユーザーのことを考え「あったらいいな…」と思う製品を、モトレージではこれからも提案し続けてくれる事だろう。



リフトアップしたことで、タイヤはヨコハマ・ジオランダーX-AT(LT285/75R18)に変更。ホイールはMKW・M205を組み合わせる。どちらの色にするが、悩ましいところだ。

ルーフラックなど、様々なパーツを追加する人は多いが、車両重量がアップしたならブレーキの強化もお忘れなく。モトレージではパッドだけでなく、スリットローターも発売しており、安心感も向上可能だ。

マフラーはガナドールに変更。トルクをアップさせた仕様なので、ノーマルよりも走りやすくなっている。その上で燃費の向上も実感できるので、ガソリン車オーナーにとってはマストアイテムと言えるだろう。

フロントバンパー下のスキッドプレートや、エンジンの真下を保護するアンダーガードは5mm厚のジュラルミン素材を採用。まさに備えあれば憂いなしというように、オフロードデビューの前に装着したい。

燃料タンクやトランスファーのガードは、アルミ素材を採用。保護する部位によって素材や厚みを変えることで、重量の増加を可能な限り抑制。試乗しても特に車両の重さを感じることはなかった。

スキッドプレートやタンクガードはガソリン/ディーゼル共用だが、ミッションガードは専用モデルをラインナップ。安心してオフロードを走りきるための、お守りと言っても過言ではない。

ラダーフレームの後端に取り付ける、オリジナルのヒッチメンバー。バンパーの加工が必要だが、フレームの下側に張り出さないのでオフロードでの走破性を損なわない。またカバーも計画中だ。
0.5インチ刻みでリフトアップ量や好みの姿勢が選ぶことができる



デモカーは、前後とも約2インチリフトアップを実施。モトレージではフロントは1〜3インチリフトまで5種類、リヤは1〜3.5インチリフトまで6種類のスプリングを用意しているので、好みの高さだけでなく姿勢も自由に選択できる。ビルシュタインショックはノーマルよりもしなやかな乗り味で、ストローク量もアップする。
フレームに固定するのでボディの強力な保護になる


金属製のサイドステップは各種あるが、モトレージ製品はボディでなくフレームに取り付けることで、抜群の強度を実現。またサイドシルから僅かにはみ出すことで、ロックレールとしてだけでなくステップとしても使用可能。1つのアイテムに2つの機能を盛り込むところがモトレージらしいと言える。

- モトレージ
- 078-811-2884
- https://www.moto-rage.co.jp/









