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【FLEX】最新FLEXカスタムとしてついにアイアンマン、始動!

最新のFLEXカスタムを見れば、現在の〝リアルなランクル像〟やカスタムトレンドを感じることができる。そう、人気を博したネオクラな『Renoca(リノカ)』コンプリートなど、FLEXはランクルカスタムの第一人者なのである。
 そして、今回満を持してランドクルーザー〝250〟のカスタムに着手!そのファーストエディションが『IRONMAN 4×4(アイアンマン)』を中心にまとめた、新世代のオフロードスタイルだ。
 このアイアンマン、オーストラリアに本社を持つ本格4WD向けの(オフロードカスタムを)得意とするブランド。実際サスペンションメーカーからスタートし、その後4WD車のバンパーやルーフキャリアといったカスタムパーツを数多くリリース。原野を越えていくアウトドアアクティビティ、オーバーランドの本場オーストラリアで鍛えられた本格的なアイテムは、世界の4WD愛好家たちに愛されている。
 そんなアイアンマンがここ日本で大々的に披露されたのが、何を隠そうランクルフェスジャパン2025。しかもFLEXブースで先行予約販売を行ない、イベント会場でファーストロットは完売してしまったとか。
 さて現時点でのアイアンマンパーツが適合するランクルといえば、まずは現行モデルのランクル70(GDJ76)だ。FLEXの70は、フロントバンパールーフラックやサイドオーニング、ウォータータンクなどを装備。さらに〝レイドバー〟と呼称されるバンパーにはフォグランプやウインチなどを追加し、かなりタフなルックスに仕立てている。また足元は参考品のアイアンマン・リフトアップキットに、RAYS・ボルクレーシングTE37XとオープンカントリーM/Tを装着。オフロードを存分に楽しめるパフォーマンスとルックスを手に入れている。
 そして今回の目玉がやはりランクル250。まだまだノーマルが多い250だが、FLEXのデモカーはフロントにアイアンマン4×4のフロントインサートバンパーやルーフラックを装着。また足元にはJAOSオーバーフェンダーとMG・アーマーの18インチ、そしてオープンカントリーR/Tトレイルを組み合わせて、ストリートでも、アウトドアでも似合うライトなカスタムが施されている。
 さらに今後の導入が期待されるのがランクル300と150プラドで、前者はやはりアイアンマンのフロントバンパー、ルーフラック、サイドオーニング、バーライトを装備して、ハードなコーディネイトを施している。プラドは、アイアンマンのサイドステップ(ガソリン車用)とルーフラックをセット。ランクルファンなら間違いなく垂涎の仕上がりとなっているはずだ。

■LAND CRUISER 250 FLEX CUSTOM 1st EDITION IRONMAN 4×4

アイアンマンのレイドインサートバーとの相性もいいバグガードはラダーフレーム製。その名の通り、走行時の虫除け効果が期待できる。もちろんフェイス周りのアクセントアイテムとしてもUS感が出てGood!
今回のFLEX250カスタムの最大のポイントは今後FLEX CUSTOMとして本格的に導入されるアイアンマン4×4製パーツをセンス良く選びランクル250に装備したこと。特にポイントとなるのが、フロントバンパーに追加されているレイドインサートバー。ノーマルのフェイスを崩さずに雰囲気を壊さずに、さりげなく追加されるが、アンダーバーまで覆っていることで、耐ヒット性や剛性の向上やも見込める。またコーナーセンサーなども生かしたまま、カメラも流用可能と安全装備にも対応している。
LEDの作業灯を内蔵しているほか、下まで伸びてスキッドプレートの役割も果たす機能美が魅力!さらにけん引フックも付属で装着されているのだ。
近年人気を博しているオーバーランドスタイルには必須のルーフラックも、アイアンマン4×4のレイドラックをセレクト。ルーフと一体化したようなフラットタイプがトレンドだが、アイアンマンのレイドラックもその流れをキャッチ。ゴツゴツしたフォルムを構築しつつ、さらに拡張性に優れたギミックも採用。今回のデモカーはラックのフロントにLEDライトバーを作業灯として備えていた。またキャリアにアクセスするため、デモカーはラダーフレーム製の250用ショート丈のリアラダーをチョイス。
FLEXオリジナルのリフトアップサスペンションで2インチアップ。しかも補正メニューのラテラルダウンもオリジナルで用意。足もとはクリムソンの最旬モデル『MG・アーマーFF(18×8.0J+52)』を合わせたが、圧倒的なディープコンケイブデザインと先端で分かれるツイン6スポークによる強烈な立体感を持つホイールで、250の足もとにピッタリ。タイヤはTOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T TRAIL(LT275/70R18) 。そこにダミーボルト付のJAOS製フェンダーガーニッシュも装備。
ルーフラックにはポールを伸ばして固定していくだけで設営が簡単にできるアイアンマン4×4製のサイドオーニングを搭載。90度展開タイプだが、ワイドなのでタープとしても使いやすい。

■LAND CRUISER 76 FLEX CUSTOM 1st EDITION IRONMAN 4×4

IRONMAN 4×4(アイアンマン)のレイドバー(フロントのウインチバンパー)で武装。突撃、アタックといった意味合いのあるレイドにふさわしいアグレッシブなスタイルの強靭なスチールバンパーは再再販ランドクルーザー76にピッタリ!しかもウインチ内蔵タイプでけん引フックも付属、LEDフォグやアシストランプもオプションで組み込める。同じくアイアンマンのレイドラックでオーバーランダーとして、ユーティリティ性能もアップしている。
ちなみにこのアイアンマンパーツと相性が良いのが、ラダーフレーム製のアイテム。ランクル250と同じくランクル76にもバグガードを装着。
ランクル70はアイアンマン4×4のサスペンションキットでリフトアップし、ショックは前後ともに換装。このサスはまだ試作品だが、オーストラリアで鍛えた足回りはしなやかで腰がある。

■150PRADO FLEX CUSTOM IRONMAN 4×4

これから人気が本格化すること間違いなしの150プラドのカスタムスタイルを改めて提案!

現行型のランクルを新車で手に入れるのはまだまだ困難であるという実情を思い出して欲しい。そこで改めて再認識されるモデルが〝150プラド〟。特に後期型は人気で、それに比例するように在庫が充実。さらにカスタム手法やパーツもバリエーション豊かだし、サイズもちょうど良いのでこれからランクルに乗るユーザーにピッタリだ。
 なお、今回のFLEXカスタムでは、FLEXのラリーカーと同じ輸入車と同じソリッドなグレーでペイントし、FLEXオリジナルの2インチアップコイルやデルタフォース・オーバルとオープンカントリーR/Tという鉄板のコンビをセット。また日本未発売のアイアンマン4x4のルーフラックやサイドステップパーツを装着(サイドステップはガソリン車用)。またヴィンテージレザー調のシートカバーを採用することで、車内の雰囲気も一変させている。