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2024.09.06

【TIGER AUTO】オフロード&アウトドアを重視したカスタムメニュー

40年間に渡り、日本のジープカスタムを牽引してきたタイガーオート。今でこそ新車の購入と同時にカスタムを行うのは珍しくないが、それが広く普及する前から「タイガーパッケージ」と呼ばれるカスタムモデルを販売してきた。このタイガーパッケージのコンセプトは「ノーマルよりも遥かに逞しいジープらしさを強調するが、車検にも対応する」と言うもの。今では当たり前のように思えるが、20年近く前からこれを実践しておリ、そこにはタイガーオート の先見の明を感じさせられる。
 さて今回は現行モデルの中でもグラディエイターのデモカーをピックアップ。このデモカーは今年の東京オートサロンに展示された車両で、オーバーランドスタイルにアレンジし、37インチのATタイヤに変更。見た目の荒々しさのためか、さぞ車高をアップしていると思いきや、リフト量は以外にも3インチとなる。フロントフェンダーはタイガーオート製で、リヤはクワドロペット製をチョイス。フェンダーアーチを高くすることで視覚的に車高がアップした効果をもたらすが、フェンダークリアランスも拡大できるので、タイヤの大径化には欠かせないパーツと言える。
 ベッド部分にはZROADZ製のアクセスオーバーランドラックを装備。非常にしっかりした作りで、その上にARBのルーフトップテントを装着。さらに両サイドにはサンドラダーとROTPAXも追加。ファッションとしてではなく、オフロードを走るなら備えておきたいアイテムだ。
 フロントバンパーはコンパクトなラギッドリッジに変更。またAMPのバンパーステップなど、対地クリアランスに配慮したパーツをチョイス。カスタムの芯が一本通っているので、様々なブランドを組み合わせるが統一感を感じられるのだ。

サスペンションはタイガーオートのオリジナル3インチリフトアップスプリングに、オーリンズのリザーバータンク付きショックを組み合わせる。MTタイヤの様なゴツゴツした乗り味は皆無。トレッドが拡大したことで安定感も高まっている。
コンパクトなラギッドリッジのバンパーにはウインチも搭載。フロントウインドー上部にはエルフォードのルーフマーカーも追加。ホイールはブラックライノ・サハラ(17×9.0J、−12)で、これにジオランダー X-A/T(37×12.5R17)をセットする。
エルフォードの左右2本出しマフラーを装着。保安基準に適合しており、このまま車検もパスする。
快適なドライブのために、タイガーオート のフットレストを装着。跳ね上げることも可能だ。
太いフレームとそこに埋め込まれるランプが特徴的なZROADZのアクセスオーバーランドラック。様々なギアをマウント可能だがいずれもスイング可能で、荷物の取り出しやすさにも配慮。またARBのルーフトップテントを搭載可能な強度を実現。