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最先端トレンドをいち早く日本でカタチにする伝道師「TOPRANKAZ」

 2002年の創業以来、頑にジープを取り扱って来たトップランカー。お店の場所は京都府の南方に位置しており、最寄りのICは京滋バイパスの久御山淀。そこからおよそ10分の所にある。
 トップランカーのクルマ造りの特徴は、アメリカの四駆専門誌に出てくるような本場のアメリカンカスタム!代表の山口さんは実際にアメリカの様々なカスタムショーやトレードショーに足を運び、そこで自分の素肌で見聞きしたスタイルを提案し続けている。
 JKラングラーが登場した事でジープが広く一般的なクルマになったが、それ以前からジープに着目しており、ある意味時代がようやくトップランカーに追いついてきたとも言っても過言ではない。
 そんなトップランカーの最大の魅力は、前述したようにアメリカンテイストを感じさせるカスタマイズ。それを実現するためにUSからパーツを取り寄せるが、安定して供給できるように、そのエッセンスを盛り込んだ豊富なオリジナルパーツ群を続々とリリースしている。また常に最先端のカスタムを提案しており、既存のスタイルに拘らず、コイルオーバーサスペンションをいち早く取り入れるなど、まさにお店の名前の通り先駆者と呼ぶに相応しい。それによって生み出されたデモカーは、独創的なスタイリングはもちろんのこと、あらゆる路面状況でノーマルよりも遥かに上質な走りを実現している。ライトカスタムからヘビーデューティー仕立てまで、US最先端トレンドの伝道師に相談すれば、間違いない。

◆無駄を削ぎ落して小技アイテムを厳選!

40インチ履きのルビコンとは対照的となる赤いJL。実はこの車輛、女性オーナー向けに同社代表の山口氏がプロデュースしたもので、ショッピングや送迎などごく自然な日常を想定したナチュラルなスタイリングが肝となる。

背面タイヤレスでLEDライセンスランプ、ハイマウントストップランプ移設ブラケットが付属するABS製T.R.Cテールゲートライセンスマウント。
小ぶりなRIGIDのLEDフォグを左右にレイアウトしてアウトドアテイストをさり気なく主張。こうしたアクセントにもセンスの良さが際立つ。
走っている時は電動格納でスマートに、乗り降りする時だけステップがサポートしてくれるAMPの電動サイドステップは、女性や子供に優しいマストアイテムである。
純正ホースメントをカットして、被せて取り付けるFRP製ブラックゲルコート仕上げの前後ショートバンパー。正面、背面から見た時のアグレッシブなタイヤの露出、そしてSimple is Best!なフォルム造型美は、質実剛健なイメージとスマートな印象を絶妙に両立している。リアヒッチを絶妙に躱すデザイン設計も特筆物だ。
35×12.5のサイズ感でも純正フェンダーでタイヤが収まる7.5J+50の緻密な設定。日本でPCD加工を施すトップランカー独自の特別モデル、メソッドMR701はブラックorブロンズの二色展開となる。
スミッティビルド製のルーフキャリアは、昨今トレンドのテクスチャー塗装済みでルーフ上のアクセントとしても絶妙に映える逸品。JL専用設計なので横幅一杯まで面積を稼いでいる所も嬉しい。その他、本国キャリアメーカーを各種扱っているので、好みのブランドや仕様があれば希望に応じてオーダーすることも可能だ。

トレンドの一歩先を行く

コンセプトは言わずもがな、オフロードからストリートまで映えるスタイルであり、その代表例が紹介する2台に詰まっている。左ハンドルのルビコンをアメリカから仕入れて作った同社のデモカーは、ブラックフィン仕様のリザーバタンク付きKINGショックを採用して2.5インチリフトアップを施し、以前は37インチだったタイヤを格上げして40インチをビードロックのメソッド17インチで華麗に履きこなす。ひと昔前なら40インチ履きとなるとそれ相応のリフト量を施すものではあるが、あえて控えめなリフト量でムチっとボリューム感あふれるボトムスが昨今の北米トレンドである。

スティングレーのJLアンリミテッドを本国で所有し、頻繁に訪問する現地での足として愛用。そこで得た純度の濃いリアルなスタイリング、トレンドを日本でカタチにしているため、ロッククローラー製のリフトアップキットにポイズンスパイダーの前後バンパー、フレアフェンダーの採用まで、どれをとっても日本のトレンドよりも数歩秀でたカスタムが際立つ。
これまで紹介してきたトップランカーのデモカーが凄まじ過ぎて、このようなライトカスタムは意外かもしれないが、トップランカーでは小技を利かせたカスタマイズも得意。パーツのチョイスからその仕上げまでセンスが光る。