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一時代を築いたデリカの歴史とは
デリカが誕生した時は日本が高度経済成長期にあった1968年の事だった。
当時は物流が盛んで、網の目のような路地を走る、物流のための小回りのきくトラックとして販売された。
その後、デリカトラックをベースにバンタイプのデリカコーチが発売され、これが現在のデリカに繋がるバンタイプの登場であった。排ガス規制によってデリカコーチが廃止されたのちにフルモデルチェンジされ、乗用車として発売されたデリカスターワゴンは、その快適性からRV車としてワゴンの新時代を切り開き、レジャーブームの中その人気を確立していった。
その後、デリカスターワゴンは、安全性の観点や時代の流れからワンボックスタイプからフルモデルチェンジを行ない、さらに快適性と走行性能を両立させたミニバンへと進化をし、都会でも自然の中でも快適に走行することができる、現在のSUV・ミニバンタイプのデリカD:5へと繋がるのである。
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快適性や走行性能を求め続けるデリカの進化
デリカコーチが販売された当時は荷物の運搬が主な目的であったが、デリカスターワゴンの発売によってワゴンの乗用車としての注目が集まるようになった。
デリカスターワゴン4WDはRV車という新たなジャンルを確立し、RV車といえば三菱といわれる程、そのイメージは強烈なものであった。
これは今までのワゴンにはなかった高い快適性とオフロードでも走ることのできる走行性能の高さが注目されたためである。
その高い快適性と走行性から直接スキー場へ向かい、スキーをしたり、キャンプ場へ向かい、テントを車のそばに張り宿泊するというレジャーブームにも一役買ったようだ。
そして現在では更に進化を遂げ、安全性や環境対策面もしっかりと考えられ、都会や自然など場所を選ばずに乗ることができる、自由度の高い車として、オールラウンダーミニバンをコンセプトに人気の高いSUV・ミニバン車となっている。 -
デリカはこのような方におすすめ
4WDタイプのデリカは都会の舗装された道でも自然の中のオフロードでも安定して走破出来る高い運動性能を持っているため、旅行やキャンプなど、家族でレジャーに出かける事が多い方にオススメのSUV・ミニバン車だ。
さらに、荷物を多く積むことができるし、車内が広く快適なため、長時間乗っていても疲れが溜まりにくいのである。
また、後部座席は折りたたむ事もでき、そのスペースで車中泊をする事も可能なため、テントなどを持たずにキャンプをする事も可能だ。デリカは4WDのクリーンディーゼルタイプとガソリンタイプの二つと2WDタイプがあるため、自分のスタイルの合わせて車のタイプを選ぶ事ができ、雪の降る土地に住む人から降らない土地に住む人まで多くの人に乗ってもらえる車になっている。
つまりデリカは休日だけ旅行に行く人から毎日のように旅行へ行くようなアウトドア派の人であったり、雪国や舗装の悪い道を良く通る方などにオススメのSUV・ミニバン車である。
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