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■GEOLANDAR X-AT
マッドテレーン(M/T)とオールテレーン(A/T)という両者の長所を併せ持つ新世代のオフロードタイヤ『ジオランダーX-AT』。コンパウンドはM/T系タイヤにも採用される程の高強度仕様で、優れた耐摩耗性や耐カット性を発揮する。また、4つの異なる形状のセンターブロック、2つの異なる形状のショルダーブロックによって強力なトラクション性能を得るとともに、アグレッシブなルックスも手に入れている。豊富過ぎるサイズ展開や今回取り上げたLT225/75R16などにホワイトレターを設定することも特長だ。
左右でデザインが異なる「デュアルサイドブロックデザイン」を採用しているのもX-ATの魅力。今回の片側ホワイトレター仕様は、セリアル側(大型ブロックタイプデザイン)に設定される。 -
ホワイトレターを拡充したエクストリームな〝万能型〟タイヤラフロードでのトラクションや安心感はM/Tタイヤに匹敵するほど。硬い岩や石の路面もトレッドがしなやかにいなし、乗り心地もしっかりと確保。見た目で選ぶも良し、オフロードの実性能で選ぶも良し、だ。
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■GEOLANDAR X-MT
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GEOLANDAR〝最強〟の魅せる・走破れるM/T
ジオランダーX-MTで試したいのがヌタヌタのマッド。タイヤが半分埋まってしまう泥濘でも、泥や水をかき分け、トラクションを確保。広い溝の排土性が生きる場面では、ブロックが泥に突き刺さるのではなく、蹴散らして前進する印象だ。
オンロードの低速時はパタパタとトレッドブロックが路面を叩くような感触がステアリングに伝わってくるし、中速域以上になるとタイヤノイズが少々気にはなる。ただしエアボリュームが大きいため、乗り心地自体はそれほど悪くない。ブレーキやハンドリングにも違和感はさほどない。
ダート路に踏み込んだ瞬間から、強いトラクションが感じられる。タイヤがしっかり路面を捉えているから、どの方向にもグリップを容易に失わない。X-MTが最も本領発揮できるのが、凸凹のあるモーグルのようなクロスカントリーシーンだ。例え車体が傾いても、さらにタイヤが地面に半分だけついているような状況でも、しっかりと路面を噛んでくれる。今回装着した35インチの外径と12.50インチのトレッド幅も、Jeepラングラーの姿勢を保つには良いバランスだった。
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横浜ゴム株式会社
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