オフ系タイヤにもマッチするワイルドなデザイン
トライアルファは2016年に設立された新進気鋭のメーカー。代表を務める湯浅氏は、40年にわたり自動車部品の設計や開発に携わった経歴を持つ人物。そのノウハウを注ぎ込み作られたのが同社のアルミホイールである。
この「レオウイング・クロス ヴェイル」も、そんな技術やデザインのノウハウが注ぎ込まれている。例えばトレンドであるビードロックデザインもそのひとつ。リムフランジに台形の切削とドリルドピアスを入れ、さらにスポークとの間を深く落とし込みつつスポーク側もリムフランジに合わせた造形にすることで、ワンピースながらまるで別体のようなリアルなビードロックリングを表現。またスポーク側のフェイスをリムよりも立ち上げることでサイズ以上のコンケイブも実現しているのだ。しかも緻密な計算と経験値により導き出されたデザインは、破損につながる応力集中をさせない機能もあるほか、裏側に切削加工を施すなどの軽量化も図られており、デザインと機能を見事に融合させている。
カラーはマットブラック・ダーククリアーとマットブラックの2色。サイズは15、16、17インチをラインナップ。ワンストップで設計から製造までを行うことで、コストパフォーマンスにも優れる魅力的なアルミホイールとなっている。