プロジェクト・ミューは、ストリート向けスポーツブレーキパッドをはじめ、GT300車両のブレーキシステムなどを手掛ける総合ブレーキメーカー。もちろん以前から4WD・SUV用ブレーキパッドのラインナップはあったが、本格的にブレーキパッド、ブレーキローターなどの開発をスタートしたのは、2019年のこと。ちょうどアジアクロスカントリーラリーに参戦する日本人戸知徳選手と青木琢磨選手のサポートがキッカケだった。 翌2020年は残念ながら同ラリーは中止となったが、未来を見据えて俳優の哀川翔さんが監督であり、D-1王者の川畑真人選手がドライバーを務める「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のランドクルーザープラドにもオフロード4WD向けの対向6ピストンキャリパーブレーキシステムを供給。数々のラリーマシンが装着し、テスト走行で結果を残した「4×4 6ピストン・キャリパーXC6」を新たに製品にラインナップした。


これはレースシーンやオフロード走行を前提としているため、ブレーキローター径はあえて17インチホイールが収まるサイズの1ピース構造で耐久性をしっかりと確保。初期制動の向上はもちろん、高速域でのブレーキコントロール性を求めて開発されているが、この性能はストリートでも十二分に体感できるだろう。 フロントホイールディスクから覗くキャリパーは、足もとをレーシーに演出するドレスアップアイテムとしても間違いなし!


TEAM FLEX / RALLY LAND CRUISER PRADO 2022Ver.

TEAM JAOS / RALLYHILUX 2022Ver.