その質実剛健なフォルムと世界観を最も象徴する存在である「CRAG T-GRABIC(クラッグ・ティーグラビック)」。過酷なオフロードレースで使用された鍛造1ピースホイールを原型とし、それらのデータを鋳造1ピースホイールにフィードバックして開発・リリースされたという経緯を持つ。
さらに、その後継として登場したT GRABICⅡは〝別体〟と見間違うほどに精巧に造り込まれたビードロックリング形態を最大のポイントとするモデル。曲線を描くラウンドアウターフランジ形状とすることで、さらなる強度と剛性を誇るフランジでもある。
◆CRAG T-GRABIC
リムフランジのピアスボルトとビードロックリングを模した形状としながら、ディスク面はイン側とアウト側で開口部数を変えた構造。
◆CRAG T-GRABICⅡ
アウトサイドスポークのシェイプ化により、外輪の開口部は広くなった。これは細かな石などが詰まりにくくした上で軽量化に配慮したもの。