テストドライブしてみると、走り出しから加速に至るまでストレスがない。自由に動くことを許されたサスペンションは、もちろん走破性をターゲットにしたものだが、そのゆとりというキャラクターが、オンロードにおいては快適性を導き出している。唐突な突き上げ感が皆無だった。新型トライトンには、7つのドライブモードが設定されているが、これをグラベルへと切り替えると、タイトコーナーでグイグイとインへと誘うかのような制御へと変わり、ロックやサンドでは、タイヤがグリップを失った際に確実にクルマを前進させてくれる。つまり、4WDシステムによる確実性に、操る愉しさと安心感までをハイバランスさせている。
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●三菱自動車工業株式会社
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