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ジムニーの登場から初のフルモデルチェンジまで
ジムニーが初めて登場したのは1970年である。
初代ジムニーはLJ10で、これまでにない軽自動車として大変注目を集めた。1972年のモデルチェンジでLJ-20が登場した。
空冷エンジンから水冷エンジンに変わったことで保温性が高まり、寒い地域に住む人々にも受け入れられるようになりさらに需要が多くなった。
LJ-20には1型~3型まで順次生産された。
続いて1976年に登場したのがSJ-10型である。
これまで排気量が360ccだったものが550ccに変更され駆動力がアップした。
さらに1977年には排気量800ccの普通車の小型タイプのSJ20も登場した。
1981年にはジムニー初のフルモデルチェンジが行われSJ30が生産開始となった。
操作性が向上し、乗りやすく快適な車としてますます人気を博していくようになる。 -
モデルチェンジを繰り返しながら現在に至るジムニー
1982年には排気量1000ccのSJ40が、1984年には排気量1300ccのJA51が登場している。
また、1986年にはターボを搭載したJA71が、1990年には660cc化されたJA11が登場する。
以降、JA12、JA22と続き、現行モデルであるJB23へと移行していく。
1993年には1300ccエンジン搭載のJB31シエラも登場し、JB32、JB33と順次販売が行われていった。
普通車においては、2000年登場のJB43ジムニーシエラが現行モデルとなっている。
ジムニーには軽自動車と普通車との2タイプがあるが、どちらもモデルチェンジを繰り返しながら現在に至っている。 -
軽自動車でもSUVの魅力を存分に感じられるジムニー
ジムニーには軽自動車と普通車があるが、一般的にジムニーというと軽自動車を指すことが多い。
軽自動車の本格派SUVとして、人気が高いことや、発売当初は軽自動車のみだったことががその理由になっている。
軽自動車といえども非常に耐久性が高く、悪路でも難なく走れるジムニーは、大型SUV車の運転には不安がある人や、コスト面が気になる人でも軽い気持ちで乗ることができるといった魅力がある。もちろん普通車のジムニーも需要はあるが、普通車のジムニーは、その他の自動車メーカーから出ているSUV車に目移りしてしまう人が多いのかもしれない。
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