専用のマキシシスと連動し機能調整を実行できる
カメラやセンサーなどが装着された部位の部品交換を行なった時に必要となるのが、機能調整作業（通称エーミング）。オーテルではこれをＡＤＡＳキャリブレーションと呼んでいるが、その作業において必須となる整備機器がマキシシスＡＤＡＳ。
ＡＤＡＳは従来にはない金属製のアームを備え、機能調整については故障診断機であるマキシシスと連動することでメーカー、車種ごとの補正が可能。例えばフォルクスワーゲンではアダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、フロントドライバーアシストといった項目をマキシシスＡＤＡＳを使って補正できる。
補正時に使用するターゲットはメーカーによってデザインが異なっており、今後オーテルではラインナップをさらに拡充していく予定だ。
ＡＤＡＳキャリブレーションにおいて重要になるのが、正しい位置、距離にターゲットを設置すること。ＡＤＡＳでは専用のマキシシスを用意しており、車両情報を選択すれば、正しい位置、距離になる手順を分かりやすく表示してくれる。あとは、ＡＤＡＳキャリブレーションを実行するために必要なスペースさえ確保できれば、手順通りに進めるだけなので、修理工場側にとっても簡単に作業できる仕組みとなっている。 マキシシスＡＤＡＳは整備関係者からも注目を集めている話題の整備機器。クルマだけではなく、整備の環境も新時代に突入している。
現代の整備に必須
バッテリーチャージャー
近年のドイツ車は高度な電子制御システムを搭載しており、安定した電圧を後持つことが重要になる。それは整備においても同様で、マキシシスなどのコンピュータ診断やADASを使ったアダプテーション作業では安定した電圧を保つことが求められる。そんな時に活用したいのがバッテリーチャージャーである。
安定した電圧を供給することが正しい故障診断に繋がっていく
近年のドイツ車は高度な電子ユニット、センサー、カメラなど搭載している。これらにより先進の安全性能を発揮し、快適で安全なクルマへと進化を遂げている。
整備においても、とりわけ電気系統、電圧といった部分は重要度が増しており、発電機であるオルタネータや電気を蓄電するバッテリーは、しっかりとメンテナンスしておく必要がある。クルマが安定した電圧を確保できていないと、それが原因で警告灯が点灯したり、コンピュータ診断時に故障コードが出ることもあるから注意が必要だ。
修理工場にとっても、こうした近年のドイツ車を扱うためには新しい設備と診断機などを使いこなす知識が必要な時代となった。
ここで紹介するＧＹＳ ＦＬＡＳＨは、バッテリーチャージャーなのだが、単に充電をするだけではなく、バッテリー診断モード、ショールームモード、そして安定化電圧モードを備えている。例えば、革新の故障診断機であるオーテルマキシシスを使ったプログラミング、コーディング、そして機能調整のためのＡＤＡＳを使用する時にも、安定的に電圧を供給できる環境が求められるのだ。
ＧＹＳ ＦＬＡＳＨは日本語表記で分かりやすく操作でき、最新モデルのバッテリーにも対応。今後スタートするＯＢＤ車検はもちろん、高年式モデルを扱うならマストな整備ツールだといえるだろう。
<GYS FLASHの注目すべき4つの機能>
●バッテリーサポート
診断作業中などの自動車用バッテリーを12V（液体またはゲル）で維持充電
●バッテリーメンテナンス
最新自動車モデルバッテリーに対応し、理想的なメンテナンス充電を保証
●ショールームモード
ショールーム展示など長期間使用しない自動車バッテリーをメンテナンス充電
●安定したハイパワー供給
電圧&電流の調整が可能
TEL：04-7187-4405
