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Gクラス 整備

2020.09.24

メルセデス・ベンツ専門の老舗ファクトリー

 本格クロカンであるGクラスは独特な構造を持つ。それゆえ整備は安心して任せられるファクトリーを選びたい。 そんな時に頼りになるのが、埼玉県久喜市にあるオートフィールド。 豊富な整備実績を持ち、全国からユーザーが訪れている老舗のファクトリーである。

 埼玉県久喜市にあるオートフィールドは、メルセデス・ベンツを専門とする老舗のファクトリー。その整備技術は全国的にも知られており、地元のみならず、全国からユーザーが集まってくる。その理由は、圧倒的な整備実績。長きに渡りメルセデス・ベンツを整備してきた知識や経験が、迅速な故障診断に繋がっているのだ。ベテランメカニックが多く在籍しているのも強み。そのため、クラシックメルセデスから現行モデルまで、メルセデスなら何でもお任せのファクトリーなのである。
 Gクラスにおいても、整備実績は豊富であり、独特な構造を持つGクラスを長く快適に維持するためのノウハウを持っている。部品のチョイスからアフターパーツの取り付けまで、安全で確実な作業を行ってくれるので、安心して愛車を任せることができる。

見た目はクラシカルなGクラスでも、その中身は確実に進化している。オートフィールドではメーカー専用のコンピュータ診断機を完備しており、どんな年代のGクラスにも対応できる体制が整っている。
クラシックメルセデスを眺めながら、作業を待ったり、商談を進めることができるスペースを完備。

あらゆる世代のメルセデスが入庫しているオートフィールド。年式を問わず対応してくれるのが強みである。リフトは7基を完備し、3Dアライメントテスター、専用のコンピュータ診断機など設備も充実している。
先代型のGクラスは年式によってエンジンやATが異なるが、多くの整備実績を持つオートフィールドなら安心して任せることができる。各年代のウィークポイントも熟知している。

オートフィールドでは50項目にもおよぶ無料点検を実施中。オイル交換のついでに受けておきたい。

50項目無料点検を実施中! ウィークポイントを熟知しているから対応も迅速

 本格クロカンであるGクラスゆえに、メンテナンスにおいては他のメルセデスとは異なる部分がある。メンテナンスにおいてポイントになるのはまさにここであり、とくに先代のW463や初代のW460は定期的な点検が重要になる。そんな時に活用したいのがオートフィールドの50項目無料点検。点検は「無料でしょ」と思っている人が多いが、それは違う。本来のプロの点検は、エンジン回りの入念なチェック、リフトアップしての下回り、足回り確認、オイル漏れやホースの状態、ガタつきのチェック、コンピュータ診断など多岐に渡る。それゆえ、むしろ有料であることが普通なのである。だが、オートフィールドでは少しでもユーザーの役に立ちたいという思いのもと、無料で行ってくれる。オイル交換などのついでに受けておくことをお勧めしたい。

ゴムホースの取りまわしや駆動系、クーラーコンデンサ、マフラーの腐食など、Gクラスに発生しやすいトラブルを熟知しているオートフィールド。それゆえ、迅速にトラブル原因を特定し、確実な整備で対応してくれる。作りは頑丈だが、独特な構造を持つGクラスなので、定期的にプロショップに点検してもらおう。
メルセデス・ベンツに精通したメカニックが多数在籍しているオートフィールド。同社では50項目無料点検を実施中。オイル交換などのついでに受けておくと、今後のメンテナンス計画が立てやすくなる。

オートフィールドで聞いたGクラスのメンテナンス

》》》定番メンテポイントのイグニッションコード
ダイレクトイグニッションとなるコイル&コード。短いハイテンションコードを使用しており、これは5万kmごとの交換がお勧め。
》》》フィルターハウジングからのオイル漏れ
オイルフィルターハウジングは、エンジンオイル漏れが生じやすいポイントだが、パッキン交換ですぐに直る場合がほとんどである。
》》》タペットカバーパッキンからのオイル漏れ
エンジンヘッドカバー周辺はオイル漏れが生じやすいポイント。パッキン交換で漏れは完治するが、滲み程度なら深刻に考える必要はない。
》》》カムセンサーおよびクランク角センサーの不良
CPU診断機で異常が確認されたら、交換を考慮したいのがクランク角およびカム角度センサー。走行10万kmに1回は交換したい部品である。
》》》ドライブベルトおよびテンショナーの定期交換
ドライブベルトはヒビ割れなどが生じてきたら交換。またテンショナーローラーとアイドラーローラーは、異音が出たら早めの交換を実施したい。
》》》ラジエターのインナーリザーバータンクの劣化
耐久性の高い樹脂製のラジエターリザーバータンクだが、液量が定期的に減るようなら、ヒビ割れなどが生じていないか点検が必要。
》》》いざという時に発生することが多いデフロックトラブル

前後およびセンターに付くデフロック。W463は専用のフルードラインの中を流れるブレーキフルードをアクチュエーターとロックシリンダーで制御し、操作は電気スイッチで行っている。点検ポイントはデフロックシリンダーとアクチュエーターが正しく作動するか、ブレーキフルードフルード漏れの有無、スイッチと作動モーターの異常の有無だ。
》》》オイル交換と同時に弱点の点検も必須なデフ&トランスファー

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01.センターデフと副変速機の役割を担うトランスファー。前後のプロペラシャフトが連結される部分は定期的なシール交換が必要となる。02.トランスファーオイルはミッションオイルに近い粘度の指定オイルを定期的に交換する。03.トランスファーのHiとLowを切り替え用モーター。ここに異常が発生すると、ギヤの入りが悪くなるため、定期的に動かしておきたい。04.前後に備わるデフは、定期的にオイルの交換が必要。また左右およびプロペラシャフト側に付くシールからのオイル漏れが点検ポイント。
》》》ブレーキローターの偏摩耗は研磨または交換で対応
重い車重が影響し、ブレーキローターは偏摩耗を起こす個体も少なくない。研磨で修正不可な場合は新品へ交換となる。
》》》フロントハブのグリス漏れおよびグリス交換
フロントのハブ回りは定期的なグリス交換が必須で、必要以上に漏れだした場合は分解し、シールパッキンの交換が必要になる。