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ヘリテージカーイベントで見つけた素敵な名車の数々をダイジェスト/メルセデス・ベンツ SL編

もうひと月以上も前のことだが、千葉県の幕張メッセでオートモビルカウンシル2023が開かれた。時代を彩った個性豊かなヘリテージカーが多数展示され、全国から多くのクラシックファンが会場に訪れ、出展された名車たちに目を奪われていた。ここでは会場に展示された名車の中から、我らがドイツ車をピックアップしてみた。今回は第二弾、メルセデス・ベンツ SL。上の写真は1960y 初代190SLだ。

 

やっぱりの存在感!
SL がいっぱい!!

1968y Mercedes-Benz 280SL

パゴタルーフを持つ2世代目のSLクラス

4気筒のみだった190SLを拡大する形で切り替わった2代目のSL。ボディは完全なモノコックで、エンジンは燃料噴射の6気筒を積んでいる。「バゴタ」の愛称の由縁となっている中央部分が凹んだ脱着式ハードトップを持ち、オプションではあったがATやパワーステアリングも選べるようになるなど、大幅に近代化されている。当初は2+横向きの1座という独特なシートレイアウトを持っていた。排気量を拡大しながら71年まで生産されている。
 

1982y Mercedes-Benz SL500

 

1990y Mercedes-Benz 300SL

希少価値が高まっている3代目のSLクラス

89年に登場し日本へは91年から導入された第4世代のSL。最大の特長はトップが電動化されたことで、複雑な油圧シリンダーの組み合わせによってソフトトップの開閉はスイッチ一つで完了する。横転時に飛び出すロールバーや強靱なフレームを持つシートに内蔵されたベルトなど、安全装備の充実も目覚ましいもので、当時「世界一安全なオープンカー」と呼ばれていた。エンジンやATなど様々な部分を変更しながら12年間のロングランとなった。

1987y Mercedes-Benz 560SL

1993y Mercedes-Benz 500SL

世界一安全なオープンカーと呼ばれた4代目

89年に登場し日本へは91年から導入された第4世代のSL。最大の特長はトップが電動化されたことで、複雑な油圧シリンダーの組み合わせによってソフトトップの開閉はスイッチ一つで完了する。横転時に飛び出すロールバーや強靱なフレームを持つシートに内蔵されたベルトなど、安全装備の充実も目覚ましいもので、当時「世界一安全なオープンカー」と呼ばれていた。エンジンやATなど様々な部分を変更しながら12年間のロングランとなった。