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Gクラス

2020.09.15

クラシックスタイルの新たな提案

 ミストラルが提案するGクラスは、先代のW463をベースにしたクラシックスタイル。 初代(W460)の雰囲気を持ちながら、機能性は実用性に優れたW463のままという、Gクラスカスタムにおける新たな提案である。

 ミストラルが提案するGクラスは、機能性とクラシカルなデザインを融合したもの。カスタマイズとして○○仕様といった新型モデル、もしくは上級クラスへと変貌させることは定番のアプローチだが、同社では、先代のW463をベースに、初代(W460)のような雰囲気を醸し出すコンプリートカーとなっている。五角形のヘッドライトシュラウド、グリルデザイン、リアバンパーもW460のクラシカルなイメージのまま。ミラーにもW460純正品を使用するなど徹底的にこだわり抜いた。
 そこで重要になってくるのが、機能性をスポイルさせないこと。ディストロニックなどのセンサーはもちろん、クラシカルなドアミラーも電動で動くように配慮されている。見た目と機能性の融合。言葉で書くのは簡単だが、それを具現化したミストラルの仕上げには感服である。

初代モデルであるW460の雰囲気をそのまま移植したようなフェイス回り。ディストロニックなどセンサーを使った安全装備も問題なく作動する。Gクラスカスタムの新たなアプローチとして注目を集めている。
クラシカルな背面タイヤカバーやラダーがクラシカルかつオフロードの雰囲気をより引き立ててくれる。

初代モデルを踏襲したリアバンパー。安全装備のセンサーも正常に作動する。ミラーはW460純正品でありながら、電動調整機構を備えているのがポイント。また、穴あけなどの加工を行っていないのも好印象。サイドステップはアルミ製の社外パーツを装着。
コンプリートでのリリースだけではなく、例えば、フロントマスク回りのみなどの販売にも対応してくれる。気になることがあったら相談してみよう。
Gクラスらしい無骨なデザインとクラシカルな雰囲気が漂うボトムス。取材に協力してくれたユーザーがチョイスしたアルミホイールは463industriesのGC01で、サイズは20インチ、9.5J、オフセット+35で履きこなす。