スラッジを除去しながらATFを交換できる整備マシン
ドイツ車にとってATFの交換は重要なメンテナンス。だが、ATFを長く交換していなかったクルマはスラッジなどが蓄積しているため、ATFを交換したことで不具合を起こすこともあった。それゆえATに詳しい修理工場での交換が重要なのだが、ジースタイルが扱っているフルオートトルコンチェンジャーは、本体のフィルターがスラッジを除去してくれるため、長くメンテナンスしていなかったクルマでもATFの交換が可能なのである。
このフルオートトルコンチェンジャーは従来の循環式とは違い、圧送によってATFを交換する整備マシン。これによりATラインや内部のフラッシングを行ないながら、車両とは別にチェンジャーのフィルターも通すことにより、さらにスラッジを除去しながらATFを交換できるのである。オイルフィルターは本体に備わっており、汚れ具合もすぐに確認できる。
新油と廃油のオイルポンプ、ホース、タンクは別々なので、回収したスラッジが車両側に戻ることはない。ホースに残った新油と廃油が混ざらないということは、オイルを無駄にすることもないわけだ。
ジースタイルでは、フルオートトルコンチェンジャーによるATFとフィルターの交換を走行3万㎞毎を目安に勧めている。トルコンチェンジャーの費用は、基本工賃が2万円(税別)、これにATFとフィルターの費用が必要になる。
ATのメンテナンスでもうひとつ重要なのがフィルターの交換。フルオートトルコンチェンジャーでのATF交換はもちろん重要だが、何よりフィルターを交換することがATを長持ちさせることに繋がってくる。また、ジースタイルは補修部品にも強く、純正だけではなくOEMから優良な社外部品まで、予算に合わせて提案してくれる。