リーズナブルにBMWの
人気モデルが購入できる
中古車において200万円の予算というのは、価格と程度のバランスに優れたゾーンといえる。もちろんアンダー50万円の激安中古車を購入してトラブルシュートしながら自分色に染めていくのも楽しいし、300万円、400万円、あるいはそれ以上の大枚を叩いて新車同然の高級車を買うのだって最高にハッピーだ。けれども、中古車らしいお買い得感と、安心して乗れるという信頼性とのバランスを考えたら、100~200万円の中古車に勝るものはないだろう。
しかもBMWであれば、専門店が多く、トラブルが発生しても対応してくれるショップがたくさんある。またメンテナンスに使用する部品は純正品以外にも豊富にあるのでリーズナブルに維持することが可能となっている。
では、現在流通しているBMWの中でどんなモデルがアンダー200万円のゾーンに入ってくるかというと、人気の3シリーズや5シリーズはもちろん、4ドアクーペの4シリーズ、FRコンパクトの1シリーズ、さらにはSUVのX1、2シーターオープンのZ4など。その多くが先代モデルなので、デザインや性能の面で現行モデルに引けを取ることはない。しかもそれが新車時の半値くらいで乗れてしまうのだから、非常にお得感は高いといえる。
BMWらしい走りを楽しみながら、誰もが知るBMWというブランドを持つ所有感は、200万円以上の満足感を得られるはずだ。
BMWの新たな顔として
大幅な進化を遂げる
6代目3シリーズ(F30)
●生産期間:2012~2019年
●後期型:2015年~後期型
通算で6代目となる3シリーズの先代モデル。ひとつ前のE90同様エッジが利いたデザインが特長だが、フロントマスクの印象を一新して新たな3シリーズの顔となった。エンジンは新開発の直4ターボをメインに、ハイブリッドの直6、直4ディーゼルも用意する。ディーゼルエンジンへの注目度は高く新車時は好調なセールスを記録した。モダン、スポーツ、ラグジュアリー、Mスポーツという選べる仕様が増えたこともトピック。
2015年に後期型へとスイッチ。新デザインのLEDヘッドライトを全車に標準装備とし、テールランプにもLEDを採用しデザインを刷新している。アクティブクルーズコントロールや衝突回避ブレーキなど安装備も充実した内容となっている。
200万円の予算では前期型が中心になるが、それでもデザインに古さは感じないし、走りにもしっかりとBMW感が残っている。先代モデルということもあり、まだまだ現役で楽しめるモデルであることは間違いない。人気のボディカラーやグレードなど自分の好みで選べるので焦らずに検討することが大事。流通台数は豊富にあるので、お気に入りの1台が必ず見つかるはずだ。
ワイドディスプレイやクイック操作が可能なATなど、スポーティで快適な装備が満載されたインテリア。スポーツやラグジュアリーといった仕様の違いを選べるのもトピックで、それそれの個性を打ち出したデザインやカラーが楽しめる。シートはサポート性が高く、電動調整機能が付く。
代表モデルの中古車価格例
2014年式320dスポーツ
走行2.8万km/ホワイト/198万円
2013年式320i
走行4.2万km/ホワイト/149万円
新車時に人気が高かったディーゼルモデルが豊富に流通しているF30。3シリーズは人気車なので全体のタマ数が多いのも特徴。その中で200万円の予算で探すと直4エンジン搭載の320iが中心で仕様も色々と選べる。