遠目からでも分かったZ4号の起きた異変
大人が楽しめる趣味車を育成していこうという本企画。楽しいカスタム情報や維持に役立つメンテナンス情報をお届けしたかったのですが、トラブル発生! といっても、何かが壊れたのではなく、壊されてしまったのです……。
用事を済ますためコインパーキングに駐車して戻ってくると、何かがおかしい。遠目からでもZ4号に異常が起きているのが分かりました。慌てて駈け寄ると、右バンパーに擦り傷が! よく見るとヘッドライトまで傷が入っていました。「マジかよ。ふざけんな!(言葉が悪くてすみません。本当に当時の気持ちを文章にしています)」。とっさに確認したのが、隣の車両。でも、傷はついておらず、このクルマではないと確信(お隣さん、疑ってごめんない)。そしてすぐに確認したのが、監視カメラの位置。都内のコインパーキングは出入り口や料金精算機付近にカメラが付いているケースがほとんど。僕が駐車していた場所は、カメラからもそう遠くはない位置だったので映っている! と思っていたのです。その後、警察や保険会社等に連絡を入れて待っていると、交番の警察官、某警察署の交通課の方4名がやってきて現場検証。テレビでやっている「警視庁24時」のような緊張感はなかったですが、周辺を計測したり、見回りチェック等をしていました。そしてそのリーダーらしき警察官が「カメラもあるし、すぐ見つかりますよ」と声をかけてくれました。僕もそう思っていたのですが、1週間経っても、2週間経っても連絡が来ません。3週間が経過した頃にやっと連絡がきて「結論から言いますと、犯人は特定できませんでした。申し訳ないですが、捜査は打ち切りになります」とのこと。は? おかしくないですか? これには僕も怒りを覚え、その後、ここでは書けないようなことを言っていた記憶があります。逃げたら勝ちなんですかね、警察の皆さん。納得がいかないまま、結局、保険を使っての修理となり、いわゆる泣き寝入りってやつです。
読者の皆さんはこのような経験はありますか? 今回の事案をきっかけに思ったことは、駐車中の防犯対策です。ドライブレコーダーは走行中だけではなく、駐車中も常時作動できる機種があります。ただ、BMWの場合ですと、バッテリー警告灯が点灯したり、クルマに乗る機会が少ない人だと電力を消費してしまいバッテリーが上がってしまうことがあるそうです。このあたりは普段の乗り方も含めて、プロと相談することをお勧めします。近年は、一部の車両で盗難が相次いでいたりと物騒な世の中。駐車時の防犯対策について改めて考える機会になりました。
とはいえ! 犯人は許さない。警察も信じない! 自分の身は自分で守る! という心掛けが必要ですね。
防犯対策のひとつになるのが、ドライブレコーダー。各社から様々なモデルが出ています。今回の事件をきっかけに、ドライブレコーダーの記事を作ることを決意しました。