Tsutae Factory×GERMAN CARS 大人の趣味車育成計画
大人の趣味時間を堪能するためのクルマを作っていくのが本企画のテーマ。今回は特別編として、つたえファクトリーで見つけたレーシングオイルフィルターを紹介します。
半永久的に使えるオイルフィルター
加速力アップも期待できる製品
BMW自慢のストレートシックスを積む、 2シーターオープンのZ4を趣味車として育成していく本企画。今回は特別編として、つたえファクトリーで発見した気になるアイテムを紹介します。
ASAMIエンジニアリングが扱っているこのレーシングオイルフィルターは、ステンレスのメッシュ構造を持ち、クリーニングを施せば半永久的に使用できるとのこと。また、通常の紙フィルターよりも抵抗が少なくなるため、加速力や燃費アップも見込めるそうです。ASAMIエンジニアリング代表の浅見氏は、大のBMWフリークでBMW318isでサーキット走行を楽しむ走り好き。趣味からスタートしたパーツ開発でしたが、今ではより多くの人にこのフィルターを知ってほしいという思いから商品化に踏み切ったそうです。
取り付けは紙フィルターと同じなので手軽に交換が可能。日本製であり、国産車用もラインナップ。ドイツ車では、BMW、ポルシェなどの一部モデルに対応します。
現在、つたえファクトリーにて数台の車両に取り付けテストを行なっているそうなので、気になる人は、つたえファクトリーに問い合わせてみて! ちなみに、レポートカーのZ4は、ラッピングの準備中ですので、報告は次号になると思います。
フィルターの内側から見たところ。均一なメッシュ構造になっている。クリーニング時は、内側からブレーキクリーナーなどを使って、外側に吹いてやることでキレイになるとのこと。
ステンレスのメッシュ構造で、紙のフィルターよりも抵抗が少ない。加速力のアップや燃費の向上も期待できるそうだ。今後、実際に試してその効果を検証していきたいと思う。
通常エンジンオイルフィルターは紙タイプで、エンジンオイル交換2回に1回は新品交換しておきたい消耗品。ちなみにこのフィルターが収まるハウジングからのオイル漏れにも注意が必要。
左が装着してあった通常の紙フィルターで、右がASAMIエンジニアリングのレーシングオイルフィルター。現在、つたえファクトリーの車両を使ってテスト中。
オイルフィルター交換時にはOリングも交換するのがセオリー。こういった部分に手を抜いてしまうと、オイル漏れ、その後の二次被害を引き起こす。正確な整備こそが快調の秘訣。
ASAMIエンジニアリングではマグネットオイルドレンもラインナップ。強力な磁力により、オイルタンク内の不純物を吸着させるもの。フィルターとセットで交換するのもお勧め。
気になる装着後の印象は……
今回紹介したレーシングオイルフィルターはつたえファクトリーにてテスト中。日々、通勤で使っているクルマをサンプルにしているそうなので、リアルな検証ができそう。気になる結果はつたえファクトリーの広告ページ内に記載されるので、ページを戻ってチェックしてほしい。ちなみに、レポートカーはラッピングの準備中なので、次号にはレポートできると思います!
BMWを専門とするプロショップ「つたえファクトリー」。元ディーラーメカニックが多数在籍し、確実な整備を行なってくれる。コンピュータ診断機も完備している。