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車両診断に加えてホイールアライメント調整も可能〜MAXISYS IA900WA〜WHEEL ALIGNMENT + ADAS CALIBRATION

高度な電子制御技術を搭載する現代のクルマに対応する整備機器を用意するAUTELから、ホイールアライメントを可能にする機種が登場したので紹介していこう。

最上位モデルならではの充実機能が非常に便利!

 現代のクルマには、カメラやセンサーなどにより、安全運転支援などを行なっており、それらの部位の部品交換などを行なった場合に必要となるのが、機能調整作業(通称エーミング)。オーテルではこれをADASキャリブレーションと呼んでおり、その作業において必須となる整備機器がマキシシスADASなのだ。

 このADAS機能にプラスしてホイールアライメント計測を可能とするのが、「マキシシスIA900WA」なのだ。1台で車両診断、ADASキャリブレーション、ホイールアライメント測定ができる最上位モデルであり、「マキシシスIA900WA」があれば、現代のクルマのケアが可能となっている。

 ADASは従来にはない金属製のアームを備えており、機能調整については故障診断機のマキシシスと連動することでメーカー、車種ごとの補正が可能となる。補正時に使用するターゲットはメーカーによってデザインは異なるが、オーテルでは常にラインナップを拡充している。

 ADASキャリブレーションで重要となるのが、正しい位置、距離にターゲットを設置すること。もちろん、ホイールアライメント測定も同様。ADASでは専用のマキシシスを用意しており、車両情報を選択すれば、正しい位置、距離になる手順をわかりやすく表示してくれる。あとは、必要なスペースさえあれば、手順通りに進めるだけなので、修理工場にとっては簡単に作業ができる仕組みとなっている。

ADASキャリブレーションを行なうための手順も分かりやすく表示してくれ、メーカー、車種ごとに補正が可能となっている。補正時に使用するターゲットはメーカーごとにデザインが異なり、随時ラインナップを拡充している。

ホイールアライメント測定ができるのが特徴で、測定値を表示できるだけではなく、車種ごとの規定値も確認できる。このデータを元にした調整ができるので、車両診断だけではない機能が拡充されている。

多機能バッテリーチャージャーGYS FLASH

現代のドイツ車は高度な電子制御システムを搭載しており、安定した電圧を供給することが重要。マキシシスなどのコンピュータ診断やADASを使用したアダプテーション作業では安定した電圧が必要であり、そんな時に活躍するのが、GYS FLASHなのだ。

安定した電圧&電流を供給するとともに、バッテリーサポート、バッテリーメンテナンス、ショールームモードなどさまざまな機能を備えている。現代のドイツ車のメンテナンスには必須とも言えるツールである。

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