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G63 Gクラス

2021.01.22

欧州のトップブランドをまとった上質&ハイパフォーマンスな“G”

 Gクラス用のアフターパーツを古くからリリースし、伝統と実績のあるインポートブランドのパーツを装着。 上質なスタイルアップと確かなパフォーマンスを発揮するW463A-G63を紹介する。

Gのアシを強化する

W463A型のG63に、他とは一線を画す22インチのFCMホイール、純正電子制御ダンパーの機能を内蔵し、カプラーオンですぐに使用可能なハイテクなKWの車庫調キット、エキゾーストのトップブランドであるAKRAPOVICの排気系アイテムなどをインストールしたデモカーである。足元を飾るのは、ドイツ西部のマインツに拠点を置くホイールメーカーであるFCM。ホイールやタイヤをバラさずにリム交換を可能にした、世界初の鍛造リムプロテクターセグメントを備えたFCM PROTECTORを開発。剛性やブレーキ冷却を緻密に計算した設計、さらに欧州の安全規格TÜV取得など、確かな性能が与えられた機能美を持つホイールだ。
SIZE:9.5×22 45価格シルバー/190,000円 ※別途スペーサー必要
SIZE:11×22 25価格シルバー/210,000円 ※別途スペーサー必要

G63のハイパワーを受け止める高い安定性と快適な乗り味を簡単に選択できるKWの車庫調キットを装着。純正の電子制御式ダンパーを活かしたまま、車高調へと簡単に交換できるキットで、スプリングは専用のダウンサスを使用している。

KW サスペンションシステム
独自の減衰力変化と車高調を用意

 コンペティションシーンでの数々の優勝経験、減衰力調整における特許技術、F1でも使用する高精度シミュレーター「7post rig」を用いた開発など、輝かしい実績と革新的な技術で世界中に認知されているサスペンションメーカーがKW。最新のW463A型G63用としては、DDCプラグ&プレイとHASを用意。前者は電子制御式ダンパー装着車の純正機能(スイッチやコントロールユニットなど)を活かしたままKWの乗り味とローフォルムを手に入れることができるキットだ。後者は、従来のダウンサスに取って代わるであろう車高調整機能を備えた次世代のスプリングキット。手軽に車高を落とすダウンサスと、好みの車高に調整する車高調のいいところだけを凝縮している。また、先代のW463型G63用として、油圧ダンパーから電子制御式へアップグレードするDDC ECUをラインナップする。

●DDCプラグ&プレイ/価格:1,452,000円(W463A G63&G550)
●HAS/価格:161,000円(W463A G350d&G400d&G550)
●ストリートコンフォート/価格:250,000円(W463 G350&G400&G500&G55AMG)
●DDC ECU/価格:967,000円(W463 G63)
●WLANモジュール(DDC ECUのオプション)価格:50,000円
オリジナルのダウンスプリングであるHASは、ダウンサスと車高調のメリットを凝縮したキット。
スプリングやダンパーなどの機械的なメカニズムのみならず、電子制御ダンパーやそのコントロールも得意としているKW。Gクラスでは、新旧G63とW463A型G500に電子制御ダンパーを設定している。

brembo “GT kit”&“GTB-M kit”
流線型のGTB-M キャリパーが登場

 世界最高峰のブレーキシステムメーカーであるbrembo(ブレンボ)が、重いGクラスに高い制動力をコントローラブルに得ることができるキャリパーキットをリリース。フロントは8pot、リアは4potで、従来のGTkitに加えGTB-Mkitがラインナップに加わっている。

4D技術による鋳造工程で製造される新たなキャリパーキットがGTB-Mkit。極めて高い剛性を確保し優れた耐変形性を持つことが特長だ。またデザインは近未来を思わせる流線的なキャリパースタイルとなり、ブラック・レッド・イエローのほかにホワイトカラーも用意。ピストンは8potでローターは412x38mmの2ピース構造。価格は650,000円となっている。
 
GT kit/●価格:555,000(W463 G500&G550&AMG G55フロント)
      ●価格:398,000(W463 G500&G550&AMG G55リア)
    ●価格:465,000(W463 G63フロント)

HRE FF10 WHEEL
軽く強くスタイリッシュなHREホイール

 欧州とは異なるデザインテイストを持つアメリカン鍛造ホイールメーカーがHRE。管理の行き届いた自社ファクトリーにて、丁寧に生産されている。フローフォーム製法を用いることで、軽量かつ高剛性なホイールであることに加え、アメ鍛ならではの新しいデザインも魅力である。

スプリット5本スポークをふたつ組み合わせたようなデザインを持つのが、HREのFF10。ホイールリム、ホイールセンターなどは複雑なデザインとなり、従来のスポークデザインともメッシュデザインとも異なるデザインテイストが与えられ、Gクラスをよりアグレッシブなスタイルへと変更できるホイールだ。SIZE:10.5×22 25 カラー/リキッドメタル / ターマック 価格/147,000円

AKRAPOVIC エボリューションライン(チタン)
カスタムエキゾーストの新基準

 2輪のエキゾーストメーカーとして世界を圧巻したAKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)は、2008年から4輪用へも進出。純正サプライヤーとしても数多くのメーカーから認定されるなど、品質、性能、デザインの高さは世界でも認められているメーカーである。

焼け具合が変化することから素手で触るのはNGなのがチタン製のエボリューションライン&フィッティングキット。エンドデザインはトラペゾイド形状の左右出しとなる。オプションでダウンパイプセット、リンクパイプセット、サウンドキットを用意する。
●エボリューションライン(チタン)/価格:1,318,000円(W463 G500&G63)
                    価格: 1,104,000円(W463A G500&G550&G63)
●フィッティングキット/価格:84,000(W463 G500)
            価格:7,000(W463A G500&G550)
○ダウンパイプセット(ステンレス)/価格:650,000円(W463 G63 キャタライザー付)
                  価格:274,000円(W463 G63 キャタライザー無)
○リンクパイプセット(ステンレス)/価格:152,000円(W463A G63)
○サウンドキット/価格:21,000円(W463 G500&G63)
※○ダウンパイプ、リンクパイプ、サウンドキットはオプション
 KW、AKRAPOVIC、BBS MOTORSPORTなど、インポートアフターパーツのトップブランドを正規輸入しているのが橋本コーポレーション。1923年に橋本タイヤ商会としてタイヤ販売を開始し、1965年からは輸入自動車用品の販売も手掛けるなど、インポートアフターパーツにおける国内屈指の輸入商社である。