いざという時に頼れる主治医の存在がカーライフを充実させる！ドイツ車ファンに愛されるお店 UP CURRENTS②
アップカレンツは整備に関して深い知識と高い技術を持つショップであるが、メインとなっているのは車両販売。メルセデス・ベンツを専門としながら、良質な車両のみを厳選して販売している。整備が得意なショップなので購入後の車検なども安心して任せられるのが強み。
たくさんの顧客と豊富な実績こそが〝信用の証〟
ユーザーもお店も嬉しい販売システムとは？
国道６号線の松戸市七畝割交差点に位置するのが、メルセデス・ベンツ専門店のアップ・カレンツだ。２００４年にこの地でオープンし、今年で18年目を迎えるスペシャルショップである。オープン当時から、庶民が楽しめるメルセデスを提供することをモットーとしているため、極端に高価なモデルを扱うことは少なく、５００万円未満のメルセデスを販売車両として在庫することが多いところである。
しかし、昨今の半導体問題や新車の納車遅延問題、海外バイヤーの日本買い付けなどが影響し、メルセデスの中古車相場は総じて上昇傾向にある。そのため、良質かつ適正な中古車を仕入れにくい状況にあるのだが、その打開策として実施しているのが、注文依頼書だ。実はこれ、元々「いいクルマが入って来たら売って！」という口約束による弊害を無くすために導入したもの。口約束の場合、買う側も売る側も本気度が希薄となり、結果として双方にメリットがないという結果になっていた。これを解決するために、ユーザーは販売店と書面で契約を交わし、販売店はユーザーの期待に応えるべく、希望に沿ったクルマをできるだけ短時間で探し出す。「信用できるユーザーさんと長く付き合えるような販売を行なっていますし、庶民が楽しめるメルセデスを今後も提供していきます」と話す齋藤代表 。ちなみに現在、一般ユーザーからの高価買い取りも絶賛実施中である。
良質な新旧メルセデス・ベンツを厳選して販売するプロショップ
2016y Mercedes-Benz GLC 250 4MATIC SPORTS
2016年式、メルセデス・ベンツGLC250 4マチックスポーツ。走行距離は2.8万kmのディーラーで車両本体価格は398万円。2ℓの4気筒直噴ターボ＋９速ATのフルタイム4WDで、AMGスタイリングのフロントスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー、18インチアルミホイールが付く。プレミアムコンパクトSUVというカテゴリーだが、国産車でいうところのミドルサイズのボディサイズであり、街乗りからキャンプなどのアウトドアまで様々なシーンでマッチする1台だ。
ナビゲーション、ETCなど必需品ともいえる装備はもちろんのこと、前車追従式クルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、パーキングアシストなどの運転支援システムも備わっている。
2013y Mercedes-Benz E250 AVANTGARDE
2013年式、メルセデス・ベンツE250ステーションワゴンアバンギャルド。走行距離は3.5万kmのディーラー車で、車両本体価格は250万円。2ℓの4気筒直噴ターボエンジンに９速ATの組み合わせ。AMGスタイリングのフロントスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー、19インチアルミホイールが付く。人気のSUVとは異なり、セダンに通じる低い重心が安定した高速安定性をもたらすことと、最大で1919ℓにも及ぶ大容量のラゲッジスペースは、ステーションワゴンならではの魅力だ。
レーダーセーフティパッケージを備えているため、長距離ドライブも安全かつ安心して走行できる。また2ℓの4気筒直噴ターボは、カタログ燃費で15.5km/ℓという良好な数値となっている。
中古車の流通台数が少ない今こそ
注文依頼書が有効になる！
アップカレンツ独自の販売システムが注文依頼書による契約だ。良質かつお手頃な中古車が探しにくい状況にある昨今において、このシステムは非常に有効。メルセデスのプロが、契約したユーザーの期待に応えるべく、希望に沿った中古車を探し出して販売する。アップカレンツ側は、手間暇をかけて探し出した車両を購入してくれるというメリットがある。これはユーザーと販売店の信用を書面化したものなのだ。良質な中古車を、信用できるユーザーに販売したいとのことである。
アップ・カレンツはいわゆる高級店ではない。齋藤代表自身が「ウチは変わらず庶民の味方です」と話すほど、気軽にメルセデスを楽しんでもらいたいというショップなのだ。それゆえ、多くのリピーターや常連を抱えるところでもある。そのような多くの顧客を守るためにも、信用を重んじる専門店でもあるのだ。
アップ・カレンツ代表取締役社長の齋藤洋右氏（写真上）とジェネラルマネージャーである川村秀一氏（写真下）。この２人で切り盛りしているアットホームな専門店である。
