Mercedes-Benz 300CE-24 (C124)
若者も虜にする
クーペの美しいデザイン
「祖父が乗っていたのはセダンのW124でした。子供のころに乗せてもらったので詳細は分からないのですが、シルバーのボディにレザーシートとサンルーフが付いたモデルだったんです。子供ながらに普通のクルマとはちょっと違うな、という印象が残っていて、いつか乗ってみたいなと思っていたところに、クロコカーズで販売していたのが、このC124でした。祖父が乗っていたW124と同じく、レザーシートにサンルーフ付き。センターピラーが無い独特のクーペスタイルは、最近のクルマではなかなか見られないデザインであることにも魅力を感じました。200万円強という価格も、購入を決意したきっかけのひとつでした」というK・Sさん。実は今年の4月から、成人年齢が18歳へと引き下げられる民法の改正が実施されたため、親の承諾ナシにローンが組めるようになった。しかも、彼は自動車整備を学んだ経験を持つ社会人2年目ということもあり、実に計画的な購入だったのだ。
「5速ATだけが不安の種ですが、大切に乗れば何とかなるかな、と。ある程度のことは自分で整備しながら、できるだけ長く乗っていきたいです」というK・Sさんだった。
Mercedes-Benz 190E (W201)
内外装のコンディションは極上
イベントでもヒーローになれる!
鮮やかなボディカラーと
往年の足回りは絶品
タテ目世代のW114/W115はコンパクトクラスと呼ばれて親しまれ、後にW123へとその座を譲る。そして1982年、メルセデス初のDセグメントモデルとしてW201こと190シリーズが登場する。これにより、W123はミディアムクラスとなり、後のEクラスへと発展し、コンパクトクラスは190シリーズが担い、後にCクラスへと発展する。
そのような背景を持つメルセデス・ベンツの190シリーズ。5ナンバーサイズに収まるボディサイズは、BMWの3シリーズ(E30)とモロにバッティングするものでありながら、リアに当時最新のマルチリンク式サスペンションを奢るなど、Sクラスにも負けない乗り味と安全性が特長のエントリーモデルであった。ここに登場するのは正規輸入の最終型となる1993年式の190Eで、その走行距離はなんと5.2万㎞! シグナルレッドの鮮やかなボディカラーもサッコプレートも、抜群の状態に保たれている。さらに驚くのが室内だ。メーター回りにくすんだ印象はまるで無く、美しく情報を表示する。日焼けやヒビ割れなどが生じやすいゼブラノウッドも美しく、インパネには6本のカセットテープを収納できるケースも完調だ。もちろんモケットのシートは前後ともキレイで、運転席のヘタりも感じさせない良好なもの。奇跡とも呼べる極上の190Eの価格は248万円。ヤングタイマーイベントでもヒーローになれる1台だ!
若い世代のクルマ好きにも
往年のメルセデスの魅力を伝える!
ヤングクラシック世代のメルセデスを得意とする専門店
CROCO CARS
クロコカーズ
車両の問い合わせ:クロコカーズ
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