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【メルセデス愛が止まらない!/vol.2】Neo Classic Mercedes-Benz/500E その2

低走行で使用感の少ない内外装。そんな極上車ばかりが注目されがちだが、思いっきり走りを楽しみたいのなら、走行距離は気にせず、定期的な整備を行ないながら維持するというのも、500Eの選択肢のひとつだろう。

Neo Classic Mercedes-Benz

趣味として道具としても使える
“ちょうどいい”500E

走行10万kmオーバーなれど500Eらしい特別感は健在!

サンルーフは全開にできることに加え、ポップして室内を効率良く換気するのにも重宝する。エアガンなどでドレンなどを定期的に掃除することが水漏れを防ぐコツ。
 

500Eの走りをガンガン
楽しみたい人向けの個体だ

 1992年式で走行距離は11.3万㎞。前頁の500Eと比較すると、程度という面においてはやはり劣ることは確かだが、この個体は648万円という車両本体価格であり、100万円も安いことが大きな魅力だ。それゆえ、左フロントの未塗装部分には若干のキズがあるし、運転席は使用感が感じられる。とはいえ、30年前のモデルであることを考慮すれば、十分に良好な状態であり、当時のスペシャルモデルたる特別感も感じ取ることができる。
 とくに魅力を感じるのは、割れなどが一切ないダッシュボードとメイプルウッドパネル、そして完調をキープしているサンルーフの存在だ。始動も良好なエンジンは、11.3万㎞を走破していることを感じさせないもの。異音などもなく、5ℓのV8を心ゆくまで堪能することができるはずだ。もちろん、整備は必須であろうが、それは全ての500Eを乗る上で必要なこと。はじめて500Eに乗る人や、ガンガン乗って走りを楽しみたい人などに、最適な個体といえるだろう。

ダッシュボードとウッドパネルは非常に良好な状態だ。ルーフライナーはアルカンターラへと張り替え済み。エアコンやパワーシートなど基本的な快適装備は揃っているから、今でも十分に使える性能を持つ。
11.3万kmを走破しているが、この当時のメルセデスからすれば、まだまだ過走行とはいえない距離である。
 

5ℓのV8サウンドをサンルーフを
開けて堪能する贅沢な時間

11.3万kmを走破しているが、この当時のメルセデスからすれば、まだまだ過走行とはいえない距離である。
前席は使用感が感じられるレザーシートだが、破れやスレなどはなく、年式を考慮すれば良い状態だといえる。後席は2座となる。
 

SHOP DATA

ネオクラ&ヴィンテージを得意とする
CROCO CARS

名古屋高速3号大高線、呼続出口からクルマで約2分の場所に位置するクロコカーズ。90年代までのW124などのヤングクラシックメルセデスやW111/W112などのヴィンテージメルセデス、さらに2000年代以降のメルセデスやポルシェなどの販売。整備にも定評があるプロショップだ。
 
車両の問い合わせ:クロコカーズ
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