愛車のイメージチェンジと同時に、塗装面の保護効果も得られるラッピングカスタム。これはカラーコーディネイトセンスと施工技術力が非常に重要になる。そのふたつを兼ね備えているオフィスケイが製作した、現行型Gクラスのラッピング仕様を紹介する。
高い施工技術が光る
Gクラスのラッピング
2018年、39年振りにモデルチェンジを実施したメルセデス・ベンツGクラス。この現行型は登場直後から高い人気を得ており、中古車市場ではプレミア価格となっている個体も存在するほど。また、この現行型Gクラス用のカスタムパーツも続々とリリースされており、キープコンセプトとした登場した現行型に、より新しいエッセンスを注入しているのが、日本屈指のGクラスカスタムビルダーであるオフィスケイだ。
マットオレンジカラーとしたこのW463a型、そのエクステリアカラーはペイントではなく、同社が得意とするラッピングによるものだ。洗練されたボディデザインとなった現行型とはいえ、サイドモール、クォーターダクト、ヘッドライトベゼルなど、高度なラッピング技術を要するのは先代型と同じ。間近で見ればそのクオリティの高さに誰もが驚愕するほど、美しいエクステリアへと仕立てられている。
そのマッドオレンジとは対照的なブラックを巧みに織り交ぜたカラーコーディネイトは、強い個性を示しながらも、洗練されたワイルド感を与えるもの。美しさと迫力を持たせたカラーコーディネイトにより、アーバンシーンはもちろん、アウトドアシーンにも似合うW463aへとスタイルアップしている。
このラッッピングカスタム、オリジナルカラーに戻せることに加え、飛び石などから塗装面を保護するのにも効果的なため、価値の維持という面でも有効なカスタムといえる。