Hakkapeliitta R5
フィンランドの老舗タイヤメーカーであるノキア社は、長い歴史と世界最大級のテストコースを有し、世界ではじめてウインタータイヤを開発したメーカーでもある。そのノキアンタイヤが今シーズンのニューモデルを発表した。ハッカぺリッタR5シリーズはモダンなデザインながら基本性能を追求し、従来モデルよりもグリップ性能、氷上性能、ハンドリング性能などあらゆる面で進化を遂げた。ラインナップはスタンダードモデルのほか、SUVモデル向け、EVモデル向けの3つ。SUV向けである「ハッカぺリッタR5 SUV」はスタンダードモデルよりも溝が深められており、耐摩耗性を向上。さらにタイヤの部位の中でも弱いとされる、サイドウォールにアラミドサイドウォールを採用している。
これは防弾チョッキや飛行機の機体などにも使われている素材で、外部からの衝撃に対して優れた耐久性を持っている。その他にも、耐久性に優れるコンパウンドなど堅牢な作りとなるSUVモデルにもベストマッチ。サイズラインナップが豊富なのも嬉しい。
これは防弾チョッキや飛行機の機体などにも使われている素材で、外部からの衝撃に対して優れた耐久性を持っている。その他にも、耐久性に優れるコンパウンドなど堅牢な作りとなるSUVモデルにもベストマッチ。サイズラインナップが豊富なのも嬉しい。
サイドウォールには強靭な素材であるアラミド(防弾チョッキなどにも使われるもの)を採用し、外部からの衝撃に対する耐久性を大幅に向上させている。
トレッドブロックに刻まれるサイプ内部の形状を3D化することによりサイプの機能とブロックの剛性を適正に保つ。これによりステアリングの応答性を向上させている。タイヤ溝は標準モデルよりも深め。
2通りのブロック配列から形成されるトレッドパターンデザイン。操縦性を維持しつつ、排水、排雪性を高める。コンパウンドもSUV に最適な高剛性で耐摩耗性に優れる。
ノキアンタイヤの輸入販売元である阿部商会本社で行われた発表会。同社代表の阿部文保氏(写真左)からは新製品への意気込みが感じられた。またモータージャーナリストの斎藤 聡氏、岡本幸一郎氏が登壇し、雪道での試乗会での印象を語ってくれた。
●問い合わせ:阿部商会
(https://abeshokai.jp/)
(TEL:0800-100-4182)