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1シリーズ BMW

2022.10.06

【いま買えるBMWのキャラクターがまるわかり】1シリーズ

 今やフルラインナップと言えるほど豊富な車種展開となっているBMW。コンパクトな1シリーズからフルサイズの7シリーズ、さらにBMWではSAVと呼ぶSUVまでカーライフに合わせて最適な1台をチョイスできるようになっている。ここでは今買える注目のBMWを紹介しながら、各モデルのキャラクターを解説していこう。

今日も明日もBMWが好き!

 ドイツを代表するブランドにまで成長したBMW。比較的年齢が若い層からベテランまで、多くのユーザーから厚い支持を集めている。BMWと言えば、やはり「走り」をイメージする人が多い。それを哲学としたクルマ作りをブレずにしてきたからこそ、多くの人にそのイメージが定着しているのだろう。クルマに詳しくない人であっても、BMW=高級車と認識しているから、日本におけるメジャーブランドであることは間違いない。
 最先端の技術を投入することはBMWに限った話ではないが、それを「いかに気持ち良く走れるか」という部分においては他メーカーと比較しても突出している。そこまでやらなくてもいいのでは? と思うことであっても、BMWのエンジニアは決して妥協しない。走りがもっと良くなることであれば、それに挑戦し実用化してきたのだ。可変バルブ機構であるバルブトロニックやマグネシウム合金を用いた直6エンジンなど、世界で初めて実用化した技術も多い。
 そんなBMWのこだわりと最先端の技術が投入されているのが、ここで紹介していく注目モデル。スポーツやラグジュアリーなど、これまでパッケージオプションだったものを、デザインラインとして設定。ユーザーのニーズに応える車種展開を行なっているのだ。
 ここでは各モデルのキャラクター、エンジンとボディのバリエーション、グレード、価格などを紹介していく。購入を検討しているなら、それを比較しながらお気に入りの1台を見つけてもらえたら幸いだ。

 

1シリーズ(F20)

このクラスで唯一となる後輪駆動を採用

 コンパクトなプレミアム5ドアハッチバックである1シリーズ。3シリーズではボディが大き過ぎるという人にとっては、軽量なボディと軽快に回るエンジンによるキビキビとした走りは魅力的。スポーツ、スタイル、Mスポーツという3つのデザインラインを用意し、それぞれに個性溢れるエクステリアとなっている。このクラスとしては唯一となる後輪駆動(FR)を採用していることも特徴。エンジンは直3ターボ、直4ターボ、直6ターボの3種類で、全車に8速ATが組み合わせられる。

マイナーチェンジではフロントマスクの意匠変更などが行なわれ精悍な顔つきとなっている。カーゴルームの容量も十分にあり、後席を倒すと最大で1200ℓのスペースを確保。
レッドのラインが入ったスポーツのインテリア。質感も高く所有する満足感は高い。スイッチ操作でスポーツとコンフォートの2種類のセッティングに変更できる。
1.5ℓの直3DOHCターボ。普段使いであればこれで十分と思えるほどのトルクを発揮する。
サスはフロントがストラットで、リアは5リンクと3シリーズと同じ。理想的な前後50対50の重量配分のほか、徹底的な軽量化が施されている。
 
注目グレード

■118i (直3DOHC+T/8AT)
■118i スポーツ(直3DOHC+T/8AT)
■118i スタイル(直3DOHC+T/8AT)
■118i Mスポーツ(直3DOHC+T/8AT)
■120i スポーツ (直4DOHC+T/8AT)
■120i スタイル (直4DOHC+T/8AT)
■120i Mスポーツ (直4DOHC+T/8AT)
■M135i(直6DOHC+T/8SAT)