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BMW Xシリーズ

2022.10.11

【いま買えるBMWのキャラクターがまるわかり】X4・X5

 今やフルラインナップと言えるほど豊富な車種展開となっているBMW。コンパクトな1シリーズからフルサイズの7シリーズ、さらにBMWではSAVと呼ぶSUVまでカーライフに合わせて最適な1台をチョイスできるようになっている。ここでは今買える注目のBMWを紹介しながら、各モデルのキャラクターを解説していこう。

 

X4(F26)

ミドルクラスとしては初となるSAC

 クーペのような美しいルーフラインと、SUVという2つのキャラクターを融合したX4。BMWではこれをSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ぶ。メカニズム面においてはX3とほぼ共通だが、全車にスポーツタイプの8速ATを搭載。4輪駆動システムであるxドライブと連携するパフォーマンスコントロールは高い走行安定性を発揮し、速度に応じてステアリングの切れ角が可変するバリアブルスポーツステアリングによる操縦性など、SUVとは思えない走りを披露してくれる。

流れるような美しいルーフラインと力強さを感じるキドニーグリルを持つX4のエクステリア。LEDとなるヘッドライトはステアリングの切れ角に連動して最適な照射を行なう。
効率的な制御により、ハイパワーと省燃費を実現したパワーユニット。直4と直6ターボを用意する。
レザータイプのスポーツステアリングを標準装備するほか、質感の高いアルミパネル、エアコン回りにハイグロスブラックパネル装着するなど豪華な印象となっている。
リアバンパーの下で足を左右に動かせば、テールゲートが自動で開くコンフォートアクセス。両手に荷物を持っている時でも鍵を探す必要がない。
注目グレード

■xDrive28i スタンダード(直4DOHC+T/8SAT)
■xDrive28i Mスポーツ(直4DOHC+T/8SAT)
■xDrive35i スタンダード(直6DOHC+T/8SAT)
■xDrive35i Mスポーツ(直6DOHC+T/8SAT)

 

X5(F15)

プラグインハイブリッドモデルを設定

 トピックとなるのは、BMWのコアブランドとしては初となるプラグインハイブリッドモデルが設定されたこと。2ℓの直4ターボに電気モーターを組み合わせ、313ps、45.9㎏‐mを発揮。リチウムイオンバッテリーは床下に格納し、ラゲッジルームの容量を確保している。もちろん、通常のガソリンエンジン、ディーゼルエンジンも用意。同一車種で3つのエンジンを選べるようになり、選択肢の幅が広がっている。

xDrive40eは専用のサスセッティングとなり、電子制御式ダンパーとリアのレベライザーを標準装備する。革新の運転支援システムであるドライビングアシストは全車に標準装備。
xDrive40eのパワーユニット。時速120㎞、航続距離は最長31㎞までゼロエミッション走行が可能。
洗練された上質な空間となっているX5のインテリア。xDrive40eではボタン操作でモーターとガソリンエンジンのオペレーションを変更することが可能となっている。
EV専用の充電コンセント、またはBMWiウォールボックスピュアから充電することが可能で、3.5~4時間で満充電となる。
注目グレード

■xDrive35i スタンダード(直6DOHC+T/8AT)
■xDrive35i xLine(直6DOHC+T/8AT)
■xDrive35i Mスポーツ(直6DOHC+T/8AT)
■xDrive35d SE(直6DOHC+T※ディーゼル/8AT)
■xDrive35d スタンダード(直6DOHC+T※ディーゼル/8AT)
■xDrive35d xLine(直6DOHC+T※ディーゼル/8AT)
■xDrive35d Mスポーツ(直6DOHC+T※ディーゼル/8AT)
■xDrive40e スタンダード(直4DOHC+T+モーター/8AT)
■xDrive40e xLine(直4DOHC+T+モーター/8AT)
■xDrive40e Mスポーツ(直4DOHC+T+モーター/8AT)
■xDrive50i スタンダード(V8DOHC+T/8AT)
■xDrive50i xLine(V8DOHC+T/8AT)
■xDrive50i Mスポーツ(V8DOHC+T/8AT)