AUDI Q2

燃費を向上させる最先端のメカニズムを搭載

　Ｑ２は全長を４２００㎜に抑えたコンパクトＳＵＶ。全高は１５００㎜で立体駐車場にも対応した日本の道路事情にマッチしたサイズ。パワーユニットは２タイプ。１１６Psを発揮する１ℓ直３ＤＯＨＣと１５０Psを発揮する１.４ℓ直４ＤＯＨＣをラインアップする。駆動方式はＦＦであり、トランスミッションはＳトロニックと呼ぶ７速ＤＣＴを採用する。
　グレード展開はベーシックに１.０ＴＦＳＩ、１.０ＴＦＳＩスポーツ、１.４ＴＦＳＩシリンダーオンデマンドスポーツの3グレード体制。このシリンダーオンデマンドスポーツとは、低速走行時には4気筒のうち2気筒を休止させて燃費を向上させるシステムのこと。この他、最新の安全装備も搭載している。

主要諸元表　　　　　　　　　　　　1.4TFSIシリンダーオンデマンド スポーツ

全長×全幅×全高　　　　　　　　    4200×1795×1500㎜
ホイールベース　　　　　　　　　　2595㎜
最低地上高／最小回転半径　　　　　180㎜／5.1m
車両重量／乗車定員　　　　　　　　1340㎏／5名
エンジン種類／総排気量　　　　　　直4DOHCターボ／1394㏄
最高出力　　　　　　　　　　　　　150ps／5000～6000rpm
最大トルク　　　　　　　　　　　　25.5㎏-m／1500～3500rpm
トランスミッション　　　　　　　　7Sトロニック
使用燃料／タンク容量　　　　　　　ハイオクガソリン／50ℓ
JC08モード燃費　　　　　　　　     17.9㎞／ℓ
サスペンション　前　　　　　　　　マクファーソンストラット式
サスペンション　後　　　　　　　　トレーリングアーム式
ブレーキ　前　　　　　　　　　　　ベンチレーテッドディスク
ブレーキ　後　　　　　　　　　　　ディスク
タイヤサイズ　　　　　　　　　　　前：215/55R17／後：215/55R17

AUDI Q3

状況に合わせて走行モードが選べる

　Ｑ３のパワーユニットはガソリンエンジンを3タイプから選択可能。５０Psを発揮する１.４ℓ直４ＤＯＨＣターボは１.４ＴＦＳＩと１.４ＴＦＳＩスポーツ、１８０Psを発揮する２ℓ直４ＤＯＨＣターボは２.０ＴＦＳＩクワトロに搭載する。この3タイプに加え、アウディのスポーツモデルとなるＲＳ Ｑ３パフォーマンスには３６７Psを発揮する２.５ℓ直５ＤＯＨＣを搭載する。１.４ＴＦＳＩはＦＦ駆動に６速ＡＴ、他のグレードは４ＷＤに７速ＡＴという組み合わせ。アウディドライブセレクトは、ダイナミックモードからエフィシェンシ―モードまで4モードを任意に設定できる。

主要諸元表　　　　　　　　　　　　2.0TFSIクワトロ

全長×全幅×全高　　　　　　　　    4400×1830×1595㎜
ホイールベース　　　　　　　　　　2605㎜
最低地上高／最小回転半径　　　　　170㎜／5.7m
車両重量／乗車定員　　　　　　　　1620㎏／5名
エンジン種類／総排気量　　　　　　直4DOHCターボ／1984㏄
最高出力　　　　　　　　　　　　　180ps／4000～6200rpm
最大トルク　　　　　　　　　　　　32.6㎏-m／1400～3900rpm
トランスミッション　　　　　　　　8Sトロニック
使用燃料／タンク容量　　　　　　　ハイオクガソリン／63ℓ
JC08モード燃費　　　　　　　　　  15.0㎞／ℓ
サスペンション　前　　　　　　　　マクファーソンストラット式
サスペンション　後　　　　　　　　ウィッシュボーン式
ブレーキ　前　　　　　　　　　　　ベンチレーテッドディスク
ブレーキ　後　　　　　　　　　　　ディスク
タイヤサイズ　　　　　　　　　　　前：235/55R17／後：235/55R17

AUDI Q5

クワトロシステムによる高い走行安定性

　初代モデルは２００９年に日本デビューし高い人気を誇った。２代目は１７年秋に日本導入。パワーユニットは２５２Psを発揮する２ℓ直４ＤＯＨＣターボと７速ＤＳＧを組み合わせて、２.０ＴＦＳＩに搭載。上級グレードでスポーツ性が高いＳＱ５には３５４Psを発揮する３ℓＶ６ＤＯＨＣターボと８速ＡＴを組み合わせる。
　サスペンションは新開発の前後5リンク式を採用し、軽量化も達成。さらにアダプティブエアサスペンションも選べる。駆動方式はアウディ自慢のクワトロシステム。通常走行では前後輪に適切に駆動力配分し、高速巡航中は抵抗の少ないＦＲ駆動となるが、路面状況が変化すると瞬時に４ＷＤ走行になるなど高い走行安定性を誇る。

主要諸元表　　　　　　　　　　　　2.0TFSIクワトロ

全長×全幅×全高　　　　　　　　    4680×1900×1665㎜
ホイールベース　　　　　　　　　　2825㎜
最低地上高／最小回転半径　　　　　185㎜／5.5m
車両重量／乗車定員　　　　　　　　1820㎏／5名
エンジン種類／総排気量　　　　　　直4DOHCターボ／1984㏄
最高出力　　　　　　　　　　　　　252ps／5000～6000rpm
最大トルク　　　　　　　　　　　　37.7㎏-m／1600～4500rpm
トランスミッション　　　　　　　　7Sトロニック
使用燃料／タンク容量　　　　　　　ハイオクガソリン／70ℓ
JC08モード燃費　　　　　　　　     13.9㎞／ℓ
サスペンション　前　　　　　　　　ウイッシュボーン式
サスペンション　後　　　　　　　　ウイッシュボーン式
ブレーキ　前　　　　　　　　　　　ベンチレーテッドディスク
ブレーキ　後　　　　　　　　　　　ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ　　　　　　　　　　　前：235/60R18／後：235/60R18

AUDI Q7

軽量化により燃費と走りをブラッシュアップ

　Ｑ７はＱシリーズのフラッグシップモデルである。現行型は２代目であり、日本では２０１６年にデビューする。パワーユニットは２５２Psを発揮する２ℓ直４ＤＯＨＣガソリンターボと３３３Psを発揮する３ℓＶ６ＤＯＨＣスーパーチャージャーを選択できる。ＡＴは８速であり、駆動方式はフルタイム４ＷＤを採用する。
　現行モデルはアルミ複合素材の採用や各コンポーネントの重量削減を実施し、最大３００Kgの軽量化を達成。これにより大幅な燃費向上を実現している。この他、低速時にリアタイヤをフロントとは逆方向に舵を切ることで回転半径を減少、高速時には同一方向に動き車両安定性と応答性を向上させるオールホイールステアリングを搭載する。

主要諸元表　　　　　　　　　　　　3.0TFSIクワトロ

全長×全幅×全高　　　　　　　　    5070×1970×1735㎜
ホイールベース　　　　　　　　　　2995㎜
最低地上高／最小回転半径　　　　　210㎜／5.7m
車両重量／乗車定員　　　　　　　　2080㎏／5/7名
エンジン種類／総排気量　　　　　　V6 DOHCスーパーチャージャー／2994㏄
最高出力　　　　　　　　　　　　　333ps／5500～6500rpm
最大トルク　　　　　　　　　　　　440Nm／2900～5300rpm
トランスミッション　　　　　　　　8AT
使用燃料／タンク容量　　　　　　　ハイオクガソリン／85ℓ
JC08モード燃費　　　　　　　　     11.7㎞／ℓ
サスペンション　前　　　　　　　　ダブルウイッシュボーン式
サスペンション　後　　　　　　　　ダブルウイッシュボーン式
ブレーキ　前　　　　　　　　　　　ベンチレーテッドディスク
ブレーキ　後　　　　　　　　　　　ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ　　　　　　　　　　　前：255/55R19／後：255/55R19