車両代はリーズナブルだが部品代が高いSクラス
メルセデスのフラッグシップであるSクラス。先代型(W221)に乗っています。中古車価格が割安で、この価格でSクラスに乗れるなんて! と購入時は思っていました。
購入後はSクラスということもあり、周囲の目が若干変わりましたが、自分が好きなクルマを所有していることに満足でした。
週末にクルマで出かけようと駐車場に行くと、何と車高がベタベタのシャコタン状態になっていました。自走できない状況だったので、馴染みの修理工場に連絡してローダーでクルマを運び、すぐに点検。自分でも何となく分かっていたのですが、エアサスペンションの不良が原因。走行距離は8万㎞を超えていました。
純正品を使った場合の見積もりを出してもらうと想定よりも高額で、乗り替えようかと思ったほど。メカニックに相談すると純正品をリリースしているビルシュタインから補修用のOEMパーツがあること、信頼性は不明だが激安の社外品があることに加えて、現物を修理したリビルト品があることを教えてもらいました。
車両代の安さにつられて購入したSクラスでしたが、エアサスペンションがこんなに高いとは思いませんでした。ただ、純正品以外の部品のチョイスがいろいろとあることを知ったことで、何とか維持していけそうです。今回は、予算がなかったのでリビルト品で対応しましたが、今のところトラブルはありません。
“直す”という決断の決め手は?
「純正品以外にも部品のチョイスがあり予算内に収まったから」
ドイツ車の補修パーツは充実していて、基本的な消耗品はいろいろと選べる。ただし、安さだけを重視してしまうと粗悪品であることも。補修パーツは信頼できるショップから購入するか、整備工場に依頼するのが安心な方法である。