創業から50年以上となる老舗のファクトリー
元々はレースエンジニアリングを行なう会社としてスタートしたデルオート。その後、トランスミッションなどハードな修理を専門に行なうようになり、今では創業から50年以上となる老舗のファクトリーである。
そんなデルオートの強みは、ＡＴに関する豊富な知識と高い技術に加えて、多くの自動車メーカーにトランスミッションを提供しているＺＦ社が公認する日本唯一のサービスファクトリーであること。メカニックはドイツのＺＦ本社にて研修を行ない、深い知識と高い技術力を身に付けている。また、ＺＦ社の純正品を使用するのはもちろんのこと、トラブル事例や最新のパーツ情報など、ＡＴオーバーホールや修理に必要な情報をＺＦ本社とオンラインで共有しているため、最新かつ正しい修理を行なうことが可能なのだ。その中には、自動車メーカーでも把握できていない情報もあるとのことで、ＡＴの製造メーカーと直接繋がっているからこその話でもある。これらによって、より完璧なＡＴオーバーホールや修理が可能になり、高い信頼性を持ったリビルトＡＴを提供できるのである。
現在では多くの整備業者から厚い支持を受けており、ＢＭＷのみならず、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、フォルクスワーゲン、アウディなどドイツ車なら何でもお任せできる。また、電子制御式はもちろん、往年の機械式ＡＴにも対応できるので旧世代モデルのＡＴ修理も得意分野。まさに「餅は餅屋」なのである。
各メーカーのコンピュータ診断機
高度な電子制御化が進むドイツ車だが、ATの修理に関してもコンピュータ診断機が欠かせない。デルオートでは各メーカーの診断機が揃っているほか、ZF製に関してはＡＴ専用の診断機も完備している。公認ファクトリーならではの設備で確実な作業を行なってくれる。
専用の工具があるのも専門店の強み
分解、調整、組み付けなどで必要になる専用工具を多数揃えているので、部品を傷めることなく作業できる。様々なメーカーに対応できるからこそ、専用工具の数も増えていくのだろう。専門店ならではの強みといえる。
旧車の情報もストック
正確な整備を実施
締め付けトルク、適正なクリアランスなどじつは繊細な作業であるATのオーバーホール。デルオートでは長きに渡る実績により、旧車の情報も大切に保管されている。だからこそ、年式を問わず正確な整備を行なえるのだ。
ZF社との情報共有により最新情報をいち早く入手できる
