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整備 板金・塗装

2021.06.23

【ドイツ車に強い整備工場ガイド】法定点検や車検整備はもちろん、板金塗装もまとめてお任せ! ウィルコーポレーション

 日本初の残価設定型ローン「ワンナップシステム」で有名なONIXグループの加盟店であるウィルコーポレーション。それだけに国産車の新車販売が中心と誤解されがちだが、同店は大野俊次店長とヤナセを退職したスタッフが群馬県太田市に立ち上げた輸入車専門店がルーツ。どちらかと言えば輸入車の方を得意とし、現在では販売よりも整備工場がメインとなっている。

リサイクルパーツや社外品を活用し格安に

 そんなウィルコーポレーションでの修理は、まずオーナーの希望をヒアリングし、それに対して方法や金額を提案するスタイル。リサイクルパーツや社外品を活用した分解修理にも積極的で、予算を抑えたいという要望にも可能な限り応えてくれる。「社外パーツの中には作りが雑なものもあって、中には取り付け用の穴の位置がズレていたりするのがあるんです。ですが、試行錯誤して、加工を施しちゃんと付くようにするのも私たちの仕事です」とは、大野店長の言葉。格安に輸入車を維持したい人には、心強い味方となってくれそうだ。
 法定点検や車検整備はもちろん、板金塗装にも対応しているのが同店の強み。ボディリペアは外注という工場も多いが、ウィルコーポレーションなら機関も外装もまとめてお願いすることができるのだ。輸入車お断りを謳う板金塗装工場はだいぶ減ったが、いざというときに頼れる工場の存在は有り難い限りである。
 なお、同店のご厚意により、来店時に「本誌を見た」と言えば、無料でエンジンルームの点検をしてくれるとのこと。併せて、適切なエンジンオイルの選び方や上手な乗り方のアドバイスもしてくれるそうなので、興味のある読者諸兄は是非!

キーが回らなくなるなどトラブルの多いメルセデスのEZS(キーシリンダー)を外すためのSST。これがないとディーラーに車両ごと持ち込むことに。
同店からクルマで5分の距離にある板金塗装工場。取材日にはW211型Eクラスのサイドシルの補修を行っていた。
ウィルコーポレーションのオススメはワコーズの添加剤。エンジンオイル用からガソリン用、ミッション用等々、幅広く取り揃える。SL500、V350を所有する大野店長も愛用。
近ごろはE90型3シリーズの入庫が増加中という。定番の水回りのほか、オイルフィルターハウジングからのオイル漏れも多いそう。写真上は最近交換したウォーターポンプで、下はベルトテンショナー。
 
FACTORY DATA
●車検基本料金:1万円~(車種・走行距離により異なる)
●パーツの持ち込み可
●代車有り(無料)
●得意なメーカー:メルセデス・ベンツ、BMW、VW、ボルボ
  • ウィルコーポレーション
  • 栃木県足利市借宿町1-1-18
  • 0284-70-0668
  • 営業時間:10:00~20:00 定休日:日曜日
  • http://www.1111-will.com/