ポルシェ911の60周年を記念して
911がいっぱい!!
1966y Porsche 911
911の伝説はここから始まった
911シリーズの原型となるモデル。4気筒だった空冷フラットユニットは2ℓの6気筒となり、ソレックス製のツインキャブが組み合わせられた。66年からはウェーバー製キャブレターに、そして69年からはボッシュ製インジェクターに変更され、70年には2.2ℓ、72年には2.4ℓへと排気量を拡大、そして73年には2.7ℓを積む伝説のナナサンカレラが登場している。排気量の拡大とともにホイールベースが延長されているのも特長だ。
1968y Porsche 912
Porsche 911 carrera RS2.7
Porsche 959
Porsche 911 carrera GT
1992y Porsche 911 carrera2
初代からのレイアウトを
踏襲する3代目モデル
最後のリアル911とも言われるのがタイプ964で、その理由は空冷フラット6でストラット/セミトレのサスという初代以来のレイアウトを採用しているため。だがその中身は大きく進化していて、959で得たフルタイム4WDテクノロジーを生かすための構造となっている。足回りはコイルスプリングにより安定性を高め、任意のギアを選べるティプトロニック、HIDヘッドライトを初めてオプション設定したのも964からだった。