右からヴェルテックスオート代表の井部氏、同スタッフの原田氏、TEREXSを扱う株式会社MSIの保田氏。TEREXSの実力を検証するため座談会に参加していただいた。

 

保田：今回はお忙しいところ弊社までお越しいただきありがとうございます。まずはTEREXSに興味を持ったきっかけについて教えてください。
井部：ユーザーさんから受ける相談の多くは加速不良などのエンジン関係が多いんです。きっちりと必要な整備を実施するのは大前提だと思いますが、エンジン内部洗浄をすることでよりクルマの調子が良くなるなら、ということで注目してきた整備機器でもあります。
原田：中古車の場合、前オーナーがどんな乗り方をしてどんな整備をしてきたか分からない場合もあるので、そういったケースでのリセットメンテとして期待しているんです。
保田：ありがとうございます。おっしゃるように、洗浄に加えてオイルやオイルフィルターも同時に交換するので油脂類だけではなくエンジン内部の状態をリセットできますね。
井部：ドイツ車が好きな方はメンテナンスをしながら長く乗るケースが多いんです。だから、走行距離が多いクルマも増えているという現状もあります。そういった走行距離が多いクルマでも施工して大丈夫なんででしょうか？？
保田：はい、問題ありません。むしろクルマを長く乗るユーザーさんにとって弊社のTEREXSはとても効果的だと思います。
井部：TEREXSではどんな溶剤を使うんですか？
保田：エンジンオイルベースであることが最大の特徴で、エンジン回りに使われるゴムシール類を傷めないというメリットがあります。加えて、エンジンを回しながら洗浄をするので、高温のまま頑固な汚れも取り除くことができます。
原田：近年、ディーゼルエンジンのドイツ車が増えてきているんですが施工は可能なのでしょうか？
保田：はい。TEREXSはトラックにも実績がありますから問題なく施工できますよ。
井部：我々のプロの視点から見ると、対応車種が多いことも魅力的です。
保田：ありがとうございます。ドイツ車はもちろん、他の輸入車にも対応しておりますので、多くの車種で施工することが可能です。
原田：TEREXS施工のスパンはどれくらいですか？
保田：弊社では車検ごとの施工をお勧めしています。ただあくまで目安なので、乗り方やこれまでの走行距離など施工を行なったショップに相談してもらえたらと思います。
原田：施工時間は？
保田：エンジンの排気量などによる違いはなくて、洗浄は基本的に１時間くらいが目安になります。あとはオイルフィルターの交換などの時間がどれくらいかかるかによって若干違ってくるくらいでしょうか。
井部：オイルフィルターの交換は必須ですよね？
保田：はい、エンジンオイルとフィルターを新品にしてキレイな状態を維持していただきたいと思います。
井部：こうして話を伺っていくと、TEREXSは魅力的ですね。ユーザーさんからエンジン回りの相談を受けることが多いので、その選択のひとつとしてTEREXSは自信を持って勧められるサービスだと感じました。流行ると思いますよ！
保田：プロの方からそう言っていただけると嬉しいです。私たちもTEREXSは自信を持ってお勧めできる整備機器なので、少しでも多くのユーザーに知っていただけたらと思います。

 

今回の座談会を通じて、興味深い指摘をしてくれた井部氏は「明らかな違いはエンジンのレスポンスが格段に良くなったこと。軽いし、もたつきもなくエンジン本来のフィーリングを取り戻していると思います。うちの工場にも取り入れたいです！」とのこと。